Tableau Certified Data Analyst試験合格あれこれ

先々週合格したTableau Certified Data Analystについて、所感と覚書きの記録。

試験の所感

元々ずっと前から会社から取れ取れと言われていたけど英語受験しかなく諦めていたのが、今月に入ってようやく日本語で受験できるようになったので即受験から一発合格を達成、会社に対しても面目躍如となりました。

試験勉強については、正直ほぼ勉強せずに挑む羽目に……。(せいぜいTableauの教本を読んだ程度)
と言うのも、ネットで検索しても試験対策となり得る情報や過去問が見当たらず、あっても英語版か怪しい中華サイトのものばかりで勉強しようがなかったため。
(その点だけで言えば、Tableau Desktop Specialistよりも取得難易度がかなり高いかな……)

ただ、ここ数年は仕事がTableau漬けで、Tableau Desktop/Prep/Serverの3種とも触る機会があったので、それくらいの実務経験があれば無勉強でもいけるかなって感じでした。

あとは受験料の高さに驚き。
税込み$275でしたが、日本円にして35,000円ほど。けっこうリッチな旅行にいける金額……。
受験料全額会社持ちなので自分の懐は傷まないけど、こういうところにも円安の影響が出てるのだなぁとしみじみ思いました。

実技問題覚書き

まだ日本語対応して過去の知見も少ないようなので、受験の際に出てきた問題の覚書きを記しておきます。

既に他の人がけっこう細かく書かれていたようなので、

自分の方は実技問題を中心に。
試験中はメモを取れないので記憶を辿って思い出した問題ですが、以下の内容でした。
(番号は降ってますが、順不同)


1.売上一覧から上位10位と下位10位を合わせた表示にせよ。 
→上位10位のセットと下位10位のセットを作成して結合セットを作り、フィルターに設定(こんな変なセット初めて作りました)

2.ランキング一覧から上位5位だけ表示せよ。
→ディメンションからフィルター機能を利用

3.金額情報から地図ヒートマップを作成せよ。
→マークの色に金額を設定

4.ダッシュボード上に[表示/非表示]ボタンで表示切り替えできる一覧を設置せよ。
→一覧をダッシュボード上に置いて[表示/非表示]ボタンの追加

5.ヒストグラム(ビン3)作成せよ。
→メジャーからビンを作成して設定

6.データソースから名前列を姓列と名列に分けろ。
→データソースタブから名前列を選択して分割(こんなのはPrepでやるべきだと思います。Desktopでやるとファイル開くとき重くなるので)

7.データソースの置換を行え。
→メニューバーのデータからデータソースの置換を実施

8.積み上げ棒グラフに割合に対する%を表示せよ。
→ラベルに値を置き、簡易表計算から合計に対する割合を設定

9.標準偏差-1,1の分布バンドを作成せよ。
→アナリティクスより、分布バンドを選択して値を-1,1 標準偏差で設定

10.折れ線グラフから最大値と最小値だけ表示せよ。
→これだけ回答不明……。他の問題の難易度を踏まえれば最小値と最大値のラベルを出すようにすればいいと思うけど、もっとフィルター等を駆使して最小値と最大値だけポイントされた散布図みたいなものを作るのが正解だったかもしれない。(そんなグラフ実用性あるの?とは思うけど……)


以上が自分の試験時に出題された実技問題だけど、正否は不明。
解答に自信がないわけではないけど、Tableau側が変な解釈して変な解答を用意してるかもしれないので参考程度に。

普段使いする機能については特に問題なく解答できたけど、全く使わない機能等は知識として持っておかないと解答できないから、やっぱりある程度は機能把握が必要なのかなと感じました。
あと、試験環境となる仮想デスクトップが狭い上に英語キーボードのようで、これがまた相当やり辛かった。。
それを踏まえてなのか、計算フィールドをガリガリ作るような問題は出てこなかったので、おそらく計算フィールドを作成する問題は出ないのでは?と推測。
(フィールド名は日本語になっているけど、日本語打ち込みすらままならないし、記号とかのキー配列も滅茶苦茶なので……)

また、公式サイトの説明を見る限り、実技試験は何種類かある模様。(課題数10のものと11のものがある?)
他の問題があれば気になるところだけど、次の更新で取得する2年後くらいには判明していると嬉しいところです。

そして、資格は取得してものの、今度は社内で取得者を増やしていくミッションが……。
とりあえず、過去問題集でも作成していこうかなぁ。

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