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【動画教材の学び方】Webデザインにまつわる情報収集エトセトラ

みなさんこんにちは。デジタルハリウッド動画教材開発の人です。
前回、Webデザインのセンスアップのnoteが好評だったので
今回も味を占めてw 情報収集に的を絞ったお話しをしたいと思います。

 
①Webの技術・デザインのトレンドは
 どんどん変わっていく

 Webデザインを今後仕事にしていくうえで、常に最新の情報を知っておくことは大事になります。他の技術と違いWebは常に勉強をし続けなければならない分、そうした努力を怠らず様々な対応ができるクリエイターへたくさん仕事が舞い込みます。仕事のチャンスを逃さないよう、常に情報をアップデートしていきましょう!

②情報収集のポイント

 Webデザインを学ぶ・お仕事にする上でどんな情報収集が必要なのでしょうか?下記に洗い出してみました。

1. コーディングの記述方法(特にCSS)

コーディング、とくにCSSの記述方法はトレンドが変わっていきます。
新しい書き方と知ることは、記述の簡略化などにもつながったりしますので
日々チェックしてみるとよいかもしれません。

2. デザインのトレンド

デザインのトレンドは情報収集として特に押さえておきたい部分です。
注目のデザインに加えて、来年のWebのデザイントレンド、カラートレンドなどを押さえておくことデザインアイデアをまとめる際も役立ちますね。

3. デザインの参考になるイベントや展覧会情報

“デザイン”はWebページに限りません。いろいろなイベント・展覧会・個展に足を運び、アートやデザインに触れて“美”に対してのセンサーをアップデートする、デザインに参考になりそうな部分をキャッチアップする、こうした気づきを得るためのアクションは、ご自身の引き出しを増やすという意味で重要です。Webデザイン情報サイトには、役に立ちそうな展覧会などを案内してくれます。チェックしてみるとよいですね。

③おすすめのWebデザイン情報サイト3選

いろいろな情報サイトがありますが、代表的な3つをご紹介します。

1. コリス

Webサイトの調査・分析から、デザイン、CSS、JavaScript、更新・運用など
Webサイト構築に関する技術や知識の情報が満載のサイト。
ブラウザの更新情報などもキャッチできるため、技術寄りの方はこまめにチェックしていくとサイトを作る際に役立つと思いますし、新しいコーディング方法を試してみるのは楽しいです。

2. Web Design Trends

こちらもコリス同様、Webサイトのデザインから技術的な部分までトレンドをキャッチできるサイトなんですが、おすすめは、“アイデア”のコーナー。参考になるサイトなど皆さんが今後デザインを考える際の参考になる記事が満載です。

3. MDN

MDNは、30年以上の歴史があるデザイン誌「MDN」(2019年休刊)を
発行していた株式会社エムディエヌコーポレーションが運営しているデザインやクリエイティブに役立つ情報サイトです。エムディエヌコーポレーションは今は各ツールの書籍などを出版してますが、このサイトが雑誌MDNと同じような役割をしていると、元読者の私は感じますね。Web制作だけでなく、美術や写真など記事のジャンルが多岐にわたるので、幅広くデザインのヒントになる情報収集ができます。
またデザインのヒントにつながるようなアート展やイベントなども紹介しているのもさすがですね。

④CSSなど技術に関しての注意点

コリスなどの情報サイトでは、少し先のトレンドになりそうなCSSの記述方法も紹介したりしているため、それが今後の絶対的なスタンダードな記述方法になるのか?に関してはなんともいえなかったりします。

すでにWebサイトのクリエイターとして日々業務を行っている方が、情報サイトに掲載された新しいCSSの記述方法を見て、「この方が便利そう」と試してみるのは良いと思うのですが、そうした方が学習中の方に、「その記述方法はもう古いよ」と伝えてしまったり、学習中の方がそうした情報を鵜呑みにして、
「動画教材の記述古くない?コリスにはこの記述が最新と書いてあったぞ」と考えてしまうのは危険です。
 
世の中のWebサイトが、ほぼすべて最新のCSS記述に書き換えて運用しているわけではないですし、今でも稼働できているのを見れば、記述方法が1つではないことがわかります。

動画教材は、まず初めに覚えてもらいたい基礎
すなわち“基礎学習として重要な技術・知識” にフォーカスして設計を行っています。
Webデザインを学習しているみなさんは、まず動画教材で基礎を学習し、
そのうえで、こうしたサイトで情報収集した新しい記述方法も
試してみることで技術の幅を広げていってください。
 
「絶対に正しい!」という答えがないのが
日々進化していくデジタルクリエイティブの技術です。
「あの人が言ってたからこれは間違い!」
「この記事が出たから、動画のやり方は古い!」と考えず、
あくまで今後こうした記述がスタンダードになるかもな~
くらいの気持ちで参考にするとよいと思います。

あっ、もちろんデザインなどはどんどん取り入れてみていいと思います!

今回紹介した3つの情報サイト以外にもいろいろあるので、ご自身で探して読んでみて、お気に入りの情報サイトを見つけてみてください。
 
本日は以上です~
 
 
 

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