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冬の金時山登山ログ〜2020年12月

2020年の秋ごろから、関東近郊の低山に何回か登る機会がありました。本格的な趣味にするかはわかりませんが、ルートの記録を残しておこうと思います。

金時山(標高1212m)
日時:2020年12月19日 12:00~16:00
登り:矢倉沢峠ルート
下山:乙女峠ルート
 どちらの登山口も、仙石バス停から歩ける(5分〜20分)

小田原駅〜金時登山口

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金時登山口までは、小田原駅からバスで45分ほど。
桃源台行きに乗り「仙石」バス停で下車。登山口の最寄りバス停は、そのものズバリ「金時登山口」バス停があるのですが、「仙石」バス停から歩いても数分です。小田原駅や箱根湯本駅からの直通は少なく、乗り換えないといけなかったりするので、仙石から歩くのが楽です。
(って、当日に改めて調べて気づいた)

バスは箱根湯本駅からだと10分間隔で出ているので、電車で箱根湯本まで行ったほうが楽なこともあるかもしれません。
金時登山口周辺は企業の研修・保養施設が数多く立地しているのですが、この日はどこも使われていない様子で閑散としてました。

金時登山口〜矢倉沢峠〜山頂

よく整備された登山道を登って行くルートで、ものすごく登りやすいです。

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途中から左右を深い笹が覆うようになり、独特な雰囲気に包まれます。足元は笹の落葉でふかふか。

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1ヶ所だけ、元の段が崩落してしまったのか、木の根を頼りによじ登らないといけないところがありましたが、後はのんびりハイキング気分でした。大山阿夫利神社の本社に向かう山道の方が辛いくらい。

矢倉沢峠を越えた後に視界が開けてくるので、箱根の町や小田原を見渡す景色も楽しめました。明神ヶ岳からの登山道も良い風情です。

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予報では午後から少し陽が差すはずだったのですが、13時過ぎから少し雲が重たくなってきました。
その後、山頂に着いた時には完全に真っ白に。

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山頂の山小屋では名物のカレーうどんをいただいて30分程度小休止。
小屋を出ると雪がちらつき始めていたので、早々に下山を開始しました。

山頂〜乙女峠〜乙女口バス停

乙女峠は矢倉沢峠のルートよりもちょっと大変でした。山頂から100mくらいの間に、手を使わないと降りられない感じのところが2ヶ所。
他にも浮き石がゴロゴロしていて注意が必要な道が続いていたり…。
ただ、全体的に見ると適度なアップダウンと人の少なさ、道幅的に、トレイルランをするには良いルートかもしれないです。

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乙女峠の由来は、地蔵堂に願掛けに通っていた娘さんが雪の中で遭難して亡くなった伝承に由来するらしいです。
深草少将のパターンかぁ、この辺りも雪は相当積もるのかなぁ、なんてのんびり考えていたところ、雪の降り方が激しくなってきたので、ちょっと焦りつつ雪の撮影にチャレンジ。

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色々試してみたのですが、なかなかうまく撮れず、断念して素直に下山しました。うっすらと積る程度だったので、足元が極端に不安定になることもなかったのが幸い。12月ともなると、降りそうになくても雪の対策は考えておくべきという良い教訓になりました。
乙女口バス停からのバス本数は1時間に1本程度なので、20分程度歩いて仙石バス停へ。

写真撮りつつ、山頂ではカレーうどん休憩も取って、およそ4時間。だいたい標準コース通りだったようです。次回はもう少し正確に時間の記録を取ってみようかと思います。



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