38歳最後ノ日ニ何ヲ想ウ 月末雑感 ~2020.2~
今日は2月26日。
世に有名な「二・二六事件」の日であり、キングカズの誕生日。
いや、違う。
私、廣瀬大輔の誕生日前日である。
巷ではコロナウィルスで話題は持ち切り。
ウチの仕事にも少なからず影響が出始めている。
そんな38歳の最後の日に、今の自分の心の中を
綴っておくことにしよう。
いつの日か「そんな時もあったなー」とワハハと
コロナビールを片手に笑って見返せるように。
■明日で39歳
明日2月27日で39歳を迎える。39歳。
改めて文字にすると、激しくおっさんになったなと感じる。
未だに高校の友達と飲んでる時などは思春期真っ只中の気分なのに。
それもそのはず。
31歳で結婚をした僕は、今や男3児のパパになっている。
自分のオトンと同じ道を歩んでいることになる。
まだたまに「ホンマに3人も子どもがおるんかな」と思う時もあるし
それくらい、まだまだ大人になれていない自分もいる。
アラフォーに突入したなーと思ってから本当に一瞬だった気がする。
ついに明日、40代へ片足を突っ込むのかと思うと、
ワクワクとドキドキが半分ずつくらいの気分。
■コロナウィルスの流行で気付いたこと
ついにコロナウィルスの影響が自分の周りでも出始めている。
・3月の企業さんの15周年記念パーティーが延期
・5月のウエディングの新郎新婦様も延期を視野に入れ始める
・長男(小学校1年生)のクラスが週末までとりあえず学級閉鎖
などなど。
ウィルスの流行に、自分の仕事が左右されるなんて
思ってもみなかったっていうのが正直なところ。
でもそれもそうか。
自分が得意としているのが「人が集まる空間の創造」。
それが二次会の幹事代行であり、1.5次会やアウトドアウエディングのプロデュースであり、企業のイベントの司会や総合プロデュースなんだもんね。
ウエディングの衰退が叫ばれる中、ウエディングのノウハウを活かして
企業さんのイベントのプロデュースを事業化して積極的にやっていくぞ!と意気込んでいた。
しかし今回のコロナウィルスのおかげで気付くことが出来たことがある。
B to CからB to Bに変わっただけで
僕がやろうとしていることは、サービスの本質としては
あんまり変わっていなかった。
もちろん「人が集まる空間の創造」が武器の自分たちにとっては
当たり前のことなのかもしれないけど。
コロナウィルスのおかげで見えてきたこともあるなーと。
捨てたもんじゃないぞ、コロナウィルス。でも早く収束してちょ。
■年が明けてから続く自分探しの旅路
数年前から冗談半分で言っていた「ウエディングからの脱却」を図らねば。
少しずつ実績と呼べるような仕事を積んでいけていたこの2~3年。
しかしまだ、自分の中で「揺るぎないもの」は確立できていないというのが本音でもある。
2~3年かかっても見つかっていないものが、そんな一朝一夕で見つかるとも思っていないけど、漠然と40歳までには見つけないとなーと思っていて。
その40歳までちょうど1年になるのが明日。
最近は意識的に自分のことを“俯瞰”で見るようにしている。
もちろん自分は自分だから俯瞰で見れるわけないんだけど。
先日も大人になってから出来た数少ない友人たちと
焼肉に行った時に、上記のような悩みを相談してみた。
そこで「俺の良いところを教えてくれ」と聞いてみたら
以下のような答えが返ってきた。
・話が上手(要約する力がある)
・声が大きい
・裏表がない
・常に最新の情報を仕入れようとアンテナを張っている
・細かいお金を自分で管理できる(左脳派)
・あんまり教えない(自分で考えさせることが出来る)
・MC気質(会話を円滑に回す力)
・考えることが好き(でも言語化が苦手)
・まとめることが得意(そこを発展させるのは苦手)
・他の人の良さを誰かに伝えることができる
要約すると、こんな感じだった。
また他の日のサシ飲みでは、こんなことも言われた。
「廣瀬くんに話すことで、色々と気付きをもらえるし
月1回に1 on 1ミーティングをしてアドバイスをもらえるのであれば
定額でお金はちゃんと出すから。」と言ってくれた人もいる。
自分の価値が、少しずつ言語化できるかもしれない。
少しずつ“自分”というものがわかってきたような気がした。
やるべきことは、「無形資産の価値の創造」だ。
■僕の周りには刺激的な素晴らしい人がたくさん
本当にありがたいことに、僕の周りにはその道の
一線級のエースがたくさん存在している。
自分の悩みを素直に言えて、そして聞いてくれる仲間がいてる。
なんと有り難いし、素晴らしいことなんだ。
最近、僕のお悩み相談に乗ってくれている人は
ホントに心から尊敬してる人だし、そんな人たちが困っている時には
全力でサポートしようと心から決めている。
これからもそんな周りの素敵な人たちと
遊ぶように仕事をし、仕事をするように遊んでいきたい。
■「何をするか」じゃなくて「誰とするか」
一つ補足しておきたいのが、決して現状が危機的状況というわけではないのでご安心を。笑
もちろん順風満帆というわけでもないけども。
ウエディングの仕事は社員のプランナー陣がしっかりと支えてくれてるし
僕の担当案件は数年前からすると半分以下に減ってるしね。
司会者としてはまだまだ現役バリバリで働いてるし。
結局、僕は仕事の内容(何を事業としてやるか)に対して
そこまで固執するものがないんだと思う。
これと言ってやりたかったことがあるわけでもない中で
友人の結婚式の二次会幹事を任されたことがきっかけとなり
今のサービスを始めることになった経緯もそうだし。
ドレスショップを始める時も、フォトスタジオを始める時も
自分から「こうしよう!」と思ってやった事業は実は一つもない。
アウトドアウエディングなんて、お客様からの依頼がなければ
絶対に自分で発信していこうなんて思わなかったし。笑
僕が個人事業主でやるのではなく、社員を雇用して
事業を、会社を経営したい理由の一つ。
それはチームで仕事をしたほうが達成した時の喜びが何倍にもなるから。
今ウチの会社にいてるスタッフとともに、これからも仕事をしていきたい。
そのためには、現状を打破していかないと生き残っていけない。
大切なことは、「何をするか」ではなく「誰とするか」。
そんなことを強く思う最近。
■向かうべきベクトルはもう少しで見えると信じて
この2ヶ月くらいで、少しずつやるべきことが見え始めている。
もう少しで向かうべきベクトルの方向は定めれるはず。
でもきっとまたどこかのタイミングで軌道を修正したくなるはず。
だって時代はものすごいスピードで変化をしているし、何よりも
僕がずっと同じ仕事をしていると飽きてくるんだと思う。笑
あともう少しだけ、もがいてみようと思う。
自分が向かうべきベクトルの方向を定めるべく。
■40歳までにやりたいこと
明日で39歳。
この1~2年はずっと「未体験の経験」をテーマにやってきた。
この1年もまだ見ぬ世界との遭遇、そして経験に胸を躍らせて
少年のように目を輝かせ、そしてまだどうなるかわからない会社の、そして自分の向かうべき道をしっかりと定めたいと思う。
40歳って、どんなんやろ。
先輩に聞くと、40代が一番楽しいでー!ってよく聞くし。
おそらく今まで培ってきたものを土台として
人生の礎みたいなものを築いていく10年になるんだろうな。
さぁ明日から勝負の1年。
30代ラストを、悔いの残らないように走り抜けよう。
今回は2月の月末雑感と兼ねることをお許しくださいw
さて38歳最後の夜は、高校時代からずっと苦楽を共にし
起業も一緒に行った20年来の元専務、現友人の彼と
ハイネケンでも飲んでくることにしよう。
お時間です。
ピース。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?