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「1泊2日の野外結婚式」に込めた想い

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今まで通りのパーティーの開催を阻む理由

緊急事態宣言が解け、日常が戻りつつある大阪。でもブライダル業界は、そんなに甘くはありません。まだまだ日常を取り戻すのには時間がかかりそうな雰囲気です。そんな空気の中、また第二波が来るかもしれない現状。

従来の形でのパーティー開催を阻むもの。それはもちろんコロナウィルスなのですが。もっと要因になっているのは、参加してくださるゲストの声の数なんです。参加人数が増えれば増えるほど、色々な場所に住んでいるし、色々な意見を持っている人がいてます。それ自体はむしろ当たり前のことで。

「どんな状況でもふたりのために駆け付けるよ!」と思う人もいれば、「おばあちゃんと同居してるから自分がウィルスを家に持って帰る可能性は極限まで減らしたい」と思う人もいる。もちろんこんな声を吹き飛ばして、来てほしい皆が集まりたい。それはどの新郎新婦様も抱いてる感情に違いありません。

人数を減らして開催することも一手。
オンラインとの融合を模索するのも一手。
呼びたい皆を二部制にして密を避けることも一手。
終息するまで延期を決めることも一手。

皆さん、自分たちのベターを探っている状況だと思います。

※ちなみに上記の手法のいずれもFOR Uは対応できるように、様々なプランを打ち出しております。一緒に悩んでみませんか?(宣伝w)

家族+αでの少人数結婚式が増える

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でも今はこの瞬間しかないわけで。となると最小限の参加者で開催をしたいと考える人もいてる。今までも少人数のパーティーが増えてきていましたが
より一層、この波は顕著になってくるのではないかと。

そこで家族(少人数)での結婚式を弊社でもプロデュースをしようと。

プランナー皆でミーティングを重ねていた時に、従来の形での素朴な疑問にぶち当たりました。そんな時、自分の結婚式のことを思い出したのです。

従来の結婚式での小さなギモン

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相手の親御様とは、両家顔合わせという場で食事を共にする。もちろんその前にも結婚の挨拶を済ませてはいるので、親御様には何度も顔を合わせているので、ある程度コミュニケーションは取れてる。

でもお互いの親族同士は、結婚式当日に初対面。そして挙式の前後に、ひとつの部屋へ集められて名前と関係性、簡単な自己紹介を軽く行う。「親族紹介」と呼ばれる演出。最近はしない人もいてるみたい。そう、この親族紹介が形骸化してしまっているのだ。

もっと相手のお兄ちゃんから小さい時の話を聞きたかったし、親戚のおじさんがどんな仕事をしていてどこに住んでいるのかもわからない。自己紹介で聞いたとしても、いきなりそんな皆のことを記憶なんてできない。

披露宴が始まってしまえば様々な演出もあるので、お話するタイミングはお酌をしにいく時くらい。そう、両家のコミュニケーションの場が極端に少ないのである。

この両家のコミュニケーションをもっと意味のあるものにしたい。そしてこんな状況でも安心して開催できるサービスを作りたい。そこで信頼している同業の社長からもらった言葉からヒントを得て構築したのが、僕たちがノウハウを持っているアウトドアウエディングと宿泊を掛け合わせたプランだった。

結婚式を24時間で考えることへの挑戦

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両家のコミュニケーションがしっかりと取れるスケジュールを組めて、そして密を回避できて結婚式ができる場所。そこでホテル・ロッジ舞洲さんに共同プランの制作を提案しました。

弊社でも数々のアウトドアウエディングを創ってきた思い入れのある場所。ロッジ舞洲で行ってきた数々のアウトドアウエディングは本当にどのパーティーも思い入れが深く、今でも親交のある新郎新婦はたくさんいてます。今回の宣材写真も、過去のアウトドアWを行った際の写真を使用させていただいてます。

ここで1泊2日の宿泊型ウエディングを行う。内容はこんな感じ。
前日チェックインをしてからプロデュースは始まります。

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挙式前日に家族皆で集まって会食をする。そこにふたりから、自分の大好きな家族をゆっくり紹介してもらう。さらには家族から色々な話を聞く。美味しい食事とお酒を酌み交わし、楽しいひと時を過ごしてもらう。

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そして翌朝、新郎新婦は支度を済ませたら施設内でロケーションフォトを行う。もうこれだけでも価値はあるのだけれども。

ご家族の皆様はゆっくりと朝食を取り、参列の準備を行う。そして仲が深まった新しい家族皆で、ふたりの結婚を承認する人前式を、青空の下で行う。結びに最高の笑顔で全員集合写真を撮影する。きっとその写真を撮影する時の笑顔は、本当の笑顔になっているはず。

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今まで育ててくれた家族への感謝。そして新しく家族になる決意。全てを体現できる1泊2日になるのではないだろうか。

一応、流れは決めているけど、絶対にその流れでやる必要もない。おふたりとプランナーがたくさん話をし、悩み、迷い、最善のスケジュールを組み立てる。もうその過程から、結婚式ははじまると思うんです。

最後に

旅行をするように、結婚式を行う。そしてその旅行自体をプロデュースする。きっと新しい結婚式のカタチが生まれるんじゃないか。そんな淡い期待を抱いて、ようやく7/1にサービスリリースをしました。

僕たちもまだ未体験なので、どんな結婚式になるかわかりません。ただ、想像はできます。

「最高の一日、結婚式になることは間違いない。」

さて、こちらもがんばって広報活動から開始だ。

創業以来初のプレスリリースとやらもやってみた。何でもそうなんだけど。プランは作って終わりじゃないからね。プランを作ってからがスタート。

モニター募集しております。ピンときた新郎新婦様からのご連絡、お待ちしております。


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