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久しぶりの列席から感じた結婚式

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12月の日曜日。
いつもFOR Uでカメラマンとして活躍してもらっている
トミーの結婚式にプランナーの石川とお呼ばれしたので
結婚式に参列してきた。

当日を振り返る前に、まず嬉しかったのは
二次会をFOR Uに依頼してくれたこと。

今まで色々な現場を一緒に仕事してきたトミーが
自分が結婚する時はお願いをしようと思ってくれたこと。

僕らの存在意義を認めてくれたような気がして
声をかけてくれた時は本当に嬉しかった。

そして迎えた当日。
披露宴にも呼んでくれていたので
まずは列席でしっかりと楽しませていただくことに。

会場は万博公園にある迎賓館
最近、WEDDING CAMPなるアウトドア要素を取り入れた
会場を新設して人気が伸びている式場の一つ。

今日はそのバンケットではなかったが
遠めで確認する限り、なかなかのクオリティのバンケット。

結婚式場が、その領域に本気で進出してこられたら
僕らのアウトドアウエディング事業が衰退してしまうので
本当に今すぐ辞めていただきたいのが本音。笑

また話が逸れてしまったので当日のことを。

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挙式はカメラ撮影はNGとのことだったのでスマホはポケットにしまい込んで「心のシャッターで刻んでやるぜ!」と意気込んで挑んだのに、セレモニー中にパシャパシャと音がしたのは少し残念な気持ちになった。

まぁでもシャッター音が鳴ったとて、式場スタッフさんはセレモニーを途中で止めることもできないので、何故「カメラはご遠慮してください」というお願いをしたのだろう。

今の時代、写真撮影を禁止する意味がどこにあるのだろうか。
厳かな雰囲気を壊したくないと言っても、結局は皆やはり写真に残したい。あのお願いをした意図を式場さんに確認したい。

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高砂席は、ソファースタイル。
これも2年前くらいからアウトドアウエディングや二次会では
かなりの頻度で使用されていたスタイル。

最近は結婚式場でも、ついにこのスタイルが定着してきた感がある。ということは僕らのほうが時代の先端を走っていて、数年後に結婚式場にもそのスタイルが浸透していくってことかもしれない。

この写真でおわかりの通り、なかなかの来賓席を用意してくれたトミー。なんとも笑顔が愛くるしい。そしてそのトミーを上回る可愛さを見せるのが新婦のまいちゃん。素敵だ。

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デザートビュッフェ台には万博ということで、太陽の塔のモチーフが!「これ、食べれるんですか?」とアホな質問をしようとしたが断念。

披露宴は余興があるわけではなく、歓談多めの進行。

いつも司会やプランナーをしていると、「何か進行を入れていかないとゲストが退屈しませんか?」と新郎新婦さんから質問をいただく。

でもお色直しをする場合、実質二人が皆と写真を撮ったり喋れる時間は意外と限られている。ましてや余興が加われば、もうゲスト全員と喋っている時間など取れるわけもない。

今回は歓談が多めだったけど、ゲストの感覚として暇だなとか、終わるんまだかなーというマイナスな感情は一瞬たりともなかった。

結婚式は、実は友人との久々の再会の場面(いわば同窓会的な)の提供という側面もあるのだ。

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元スタッフのもっさんとバヤシにも久しぶりに会えた。
※もっさんは今もまた撮影をお願いしているが。

このメンバー以外にも、数多くのカメラマンが列席していたので、久しぶりに会話できたメンバーもたくさんいた。

そして親が子を想う気持ち。子が親を想う気持ち。
さらには周りの友人や家族の気持ち。

色々な人の想いや気持ちが可視化され、それによって改めて家族の大切さとか嫁さんへの感謝の気持ちとかを再認識できる。
それが結婚式なんだなーと感じた。

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結婚をしない人が増えている。
結婚をしても結婚式をしない人が増えている。
結婚式をしても、二次会をしない人が増えている。

何の形だって良い。
披露宴だろうが1.5次会だろうが二次会だろうが
場所も形式も料理の種類も何だって良い。

パーティーは、絶対にやったほうがいい。

トミーも言ってたけど。

「高砂席から見える景色を観たかった」

この景色を見ることだけでも結婚式をやる意味はある。
僕はそれを強く再認識できた素敵な結婚式だった。

トミーから先日、二次会の現場で一緒になった時に
「最近、廣瀬さんの司会、落ち着きましたねー」って言われて。なんか自分の中では結構ショックな半面、ずっと見てきている人にはわかるのかなーとも思うことがあって。

年齢を重ね、司会の術を体得してきた。

野球で例えるならば
・創業当時は、初回から全球ストレート勝負で倒れるまで投げてた感じ
・今は変化球主体で、打たせて取って6回までで勝利投手の権利を得て交代する感じ

でもトミーは初回から全力投球する俺も、変化球主体のピッチングも見ていたからこそ、先述の言葉が出てきたんだろうなーと。

だからトミーの結婚式二次会の際は、
初回から全球ストレート勝負でノーヒットノーランをする司会をしたよ。たぶんそれをトミーは望んでいたと思ったから。

どうだったか感想は、また年明けに同じ現場になった時にでも聞いてみよう。

トミー。まいちゃん。結婚本当におめでとう。

お時間です。
ピース。

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