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見惚れるほどの走りっぷり

SHAME -シェイム その1

dtv の新着コーナーにあった『SHAME -シェイム』(2011年製作)。監督はスティーヴ・マックイーン。この名を見て、なんの疑問もなくカーレーサーとしても有名な、『パピヨン』等々で主演したハリウッドの超大物俳優が、いつの間にか監督作を世に出してたのかあ…と思い浮かんだ。クリント・イーストウッドとか、サンダンスを主宰したロバート・レッドフォードみたいに。

しかしですね、ちょっと待て。彼は亡くなっていたような気もして、調べてみたところ1980年に50歳で没してました。じゃ、このマックイーンさんはだれ? wiki によると映画監督のスティーヴ・マックイーンは、現代美術の分野でも活躍されている全くの別人物。情報、更新しなきゃね。インパクトのあるビジュアルの方なので、私の頭もさすがに覚えるでしょう。amazon のページは同姓同名に弱いらしく、両者がごっちゃになってます。

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主人公ブランドンを演じるマイケル・ファスベンダーは、作中何度かニューヨークの街を走るんだけど、その走りっぷりが美しい。走る主人公の姿が印象に残っている作品としては、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のジェイミー・ドーナン、『ソルト』のアンジーあたり。

ジェイミーは毎朝、ランニングを習慣にしている役にも関わらず、なんだか身体が重そうな雰囲気だったのが気になった。一方アンジーは、上体を反らせすぎじゃないかと思えるくらい、一般人とはかけ離れたフォームで走る、走る、よく走る。

走りについてはほんとに無知なので、私はトレーナーの指導をみっちり受けた中・長距離向きのプロっぽいフォームに驚いたのかもしれません。アンジー扮するソルトは CIA のエージェントだから、走りがシロウトくさくてはおかしいかも。

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マイケル・ファスベンダーさんは、陸上競技の経験があるのか…と思うくらい、大きなスライドでぐいぐい走ってゆく姿はちょっと忘れられない感じ(短距離系のフォームなのかな。速さも際立っていた)。あの美しさは、どういう身体の使い方に由来するのか、知りたいと思わせるものがありました。



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