なかやまのり

猫と道端の植物に引き寄せられるフリーライター、時々必死に編み物。秋田市生まれ。

なかやまのり

猫と道端の植物に引き寄せられるフリーライター、時々必死に編み物。秋田市生まれ。

マガジン

  • 雪かき的な日々

    本も毛糸も山だわよ。山を小さくしているつもりの日々の断片。脈絡ないです。

  • 朝方ですが、これから寝ます

    幼いころより夜更かしが得意(自慢にもなんにもならない)だったため、日中は眠いことが多く、学校・会社員時代はそれなりに難儀しました。今はいい年の大人なので、眠気もすっかりわたしの一部になったようで。まあ、開き直ったともいいます。読んだ本・聴いた音など、今の興味についてちょっと長めに書いてみます。

最近の記事

ヘリオトロープの香り

インスタをぼんやり見ていたら、季節の話題を提供している「暦生活」が、24日の誕生花としてヘリオトロープを取り上げてました。 いい香りなんだよなあ、この花(うっとり)。 女性用香水の種類の多さや、アロマテラピー教室がほとんど女性で埋め尽くされていたりすることなんかから、香りは女が好きなものと安直に信じられている気がするけど、メンズだって香りが好きだよね。 すぐに思いつくところでは、松浦弥太郎さん。いろいろな本で香りについて書かれていますが、とりあえず開いた1冊にこんなフレ

    • ここでいう SHAME とは何なのかな

      SHAME -シェイム その3​ 逃れられない過去。隠したい恥(シェイム)。セックスを隠れみのに男がひた隠しにする本当のシェイムとは。 改めて予告編を観て、「ええっ」と思いましたよ。タイトルは「恥」。主人公は何を恥じているのか、作中では何も描かれていない。描かれていないことを考えよ、という映画なのか。作中のシーンを伏線として、観たものはそれぞれの頭の中でストーリーを組み立てろっていうこと…? 物語である以上、主人公ふたり(兄と妹)の間に何かがあったと考えるのが順当として

      • おかしいけれど、それなりに均衡のとれた日常が

        SHAME -シェイム その2 セックス中毒の兄と恋愛依存症の妹。ともに過度な欲求を抱えているという点では似た者同士というか、穏やかな「普通」では満足できない、厄介なタイプのエネルギーを大量に積んだふたり。 ひとりで暮らしている限り、兄(ブランドン)は仕事以外の時間の全てをセックスにあて、それなりにバランスをとっているように見える(かなりヘンだけど)。そこに妹(シシー)が転がり込んできたとたん、愛用していた(?)ネットのエロサイトはばれ、マスターベーション中の浴室に踏み込

        • 見惚れるほどの走りっぷり

          SHAME -シェイム その1 dtv の新着コーナーにあった『SHAME -シェイム』(2011年製作)。監督はスティーヴ・マックイーン。この名を見て、なんの疑問もなくカーレーサーとしても有名な、『パピヨン』等々で主演したハリウッドの超大物俳優が、いつの間にか監督作を世に出してたのかあ…と思い浮かんだ。クリント・イーストウッドとか、サンダンスを主宰したロバート・レッドフォードみたいに。 しかしですね、ちょっと待て。彼は亡くなっていたような気もして、調べてみたところ198

        ヘリオトロープの香り

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        • 雪かき的な日々
          1本
        • 朝方ですが、これから寝ます
          3本