初日が終わって。あるいはだれかの一番相撲を前に
とにかく初場所が始まった。
始まったからにはがっちり見ようと思いそめた。
この場所中に描こうと思って手もとに置いたB6のスケッチブック(若干の水彩攻めにも耐えうるやつ)の1ページ目に描いた落書きをヘッダに据えてみた。水彩鉛筆で下絵を描いて、0.05のミリペンで主線を引いて(そもそも「下絵」と「主線」という概念も、自分の中には最近生えたものだった)、下絵を薄めて水つけた筆で伸ばして、若干の水彩での色付けをした。
なんだか今必要なのは塩なのだろうという感覚があって。そしてきょ