2021年初場所中に描いた絵
色々ございましたが実に描きました。場所始まる前に、あとで見るときのために(?)1場所で1冊なにか描こうということにして、いつもの大丸藤井セントラルでA6サイズのスケッチブックを求めました(そのあと、映画「相撲道」を見に行ったわけです)。
HOMO水彩紙というやつです。ある程度は水彩も乗るということですが、おそらく水に溶けて影の出る、水彩鉛筆が主戦力になるものと思っておりました。最初は。
【初日】そもそも場所が無事に終わるのかどうかもよくわからなかったので、初日は祈りの場面から。
このお相撲さんは村田である旨協会のサイトには書かれていた。村田は勝ち越したので、来場所は、かなり狙える場所に上がるはずである。いよいよである。それはまた祈りの場面になりそうだ。
【二日目】珍しく2枚。
時間前に反る貴健斗。新十両おめでとうございます。
バレンの色使いが描きたくて遠藤の佇まいを描いてみた。彩色はフル顔彩。
【3日目】
初日大栄翔に敗れたが2日目に勝った朝乃山(この冊子に唯一2回登場する…と思ったらもう1人いたわ)。2日目は付け人朝鬼神寺沢ふたりとも勝ったし、ええ傾向だと思っていた。
あ、この【○日目】記述は、絵を描いた日である。たいていタイムスタンプは相撲を見た翌朝の6時くらいである(平日の場合)。持ち時間はだいたい20~30分。
【4日目】
わたしは機嫌が良かった。その後5連敗とは思いもよらなかったから。来場所の逆襲を心待ちにする。
【5日目】
なんともやわらかい愛をそこにくべる。ついつい色を塗るのにも力が入った。
【6日目】
弓取り式は将豊竜であります。この日は寺沢を圧倒して3連勝、6まで連勝を伸ばしたが7番相撲に敗れた。おそらく来場所は「関取の近所まで来た弓取りの人」になっているだろう。体が大きくなって出足の圧力がついたなあと思った。
【7日目】
いい仕事していた阿武咲。この場所のことに前半にはけっこういい感じに震えてみていた。
【8日目】
1月場所には必ずやってくる「誕生日の照強」。この紙ここまで無理をさせて塗って大丈夫なのかと調子に乗った。塩が織りなすスペクタクル。このひとの最終盤のフィニッシュが見事であった。実に。BGMは「満月の夕」。
【9日目】
ともかくカド番大関にも脱出の兆しが見えてきたということを言いたかっただけだった。色の塗り方がぶちのようである。手形の着色については研究の余地がある。
【10日目】
全勝大栄翔に土をつけた宝富士パイセンは朝乃山にも土をつけていたし、いろいろ存在感がでかかった。
【11日目】
こちらの大関には天使が降りてきていたのだと思う。腹をたたくのは協会ジャンパーの井筒親方…のはず。
【12日目】
明生と大栄翔が対戦する。なんだかうかれたので前夜からじわじわ描き込んだ。A6の紙がちっちゃかった。すもうも面白かった。
【13日目】
久しぶりの大銀杏で登場する幕下の一山本。されど、わざわざ北海道の中大対決というね…。このときの勝ちが効いて、あとあとになってギリギリの再十両に届いたのはよかった。この相撲で敗れた矢後も勝ち越し十両残留よかった。
【14日目】
ビャンバ。出入りの激しかった場所だがきっちり勝ち越してまとめた。「ひたくそう」とつぶやくおじさん。
【いわゆる千秋楽】
ノートはもうちょっと残っているのだが、場所としては千秋楽である。
結びにつながるようなのを期待していたので隠岐の海だった。似なかったし結びにつながらなかった。
ここで初場所は終わったのだが、そのあとどうしよう…スケッチブックにまだ描いていないひともいるし、追加して描き語りたいひともいるし、なくなるまで延長しましょうということにした。そして。
【16日目】おめでとう大栄翔
右は竜電である(参考)。
【17日目】
先場所の場所前にピンクいっちょで描いて以来の宇良。そのピンクにはちょっと登場していただいた。
【18日目】
新十両2名決定。同年代だし同期だしいろいろ語りたいことの多い方がいっらっしゃるだろうと思いながら見ていた。A6のスケッチブックにはこたろーさんを描いた。もうちょっともみあげをきちんと描けばよかった。そして夜に1枚ケント紙を取り出して…
ケント紙に久しぶりの色鉛筆で貴健斗を描いた。細密には描けていない。
【20日目】
19日目は持ち時間10分しかなかったので、健斗を描いたケント紙をもう1枚出して、つけペンで一筆的に描いた。スケッチブックは1日空いて、20日目。描きたいなあと思っていた東白龍の緑色化粧まわし。んまぁ来場所でも描けたんだけどねぇと言えるような成績で良かったねぇ。
【21日目】
そういえば描けてなかった隆の勝。ピンク多め。そして背景にはなぜか前にダイソーで買ってたラメピンク(ラメ7色入りで100円だったのだ)。妙にハマった。そして今日千秋楽。
【22日目こと千秋楽】
最後の紫のサガリはガラスペンに紫のインク、だった。そしてノートも無事に終わった。統一性なぞ無いんだが、ひと場所見通したんだなあという感慨はそこにある。なんとか1月中に1月場所が終わったのぉ。
【過去】
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