【emi's AtoZ note*F】Fate
Fate:運命、宿命
Fateはどちらかと言えばネガティブな方向の運命や宿命を表し、ポジティブな方向はDestinyを使う。
今回はどちらかと言えばDestinyの方だとは思うが、FateはDestinyにもなると思うような話でもあるので、細かいことは気にしないでいただきたいw
またしても大きなワードを選んでしまった感。
でも、おたく人生を歩んでいると“運命”や“宿命”だと思うことは、思い返してみると意外と多いのではないだろうか。
というか、“宿命”というよりほとんどが“運命”。
Google先生に運命と宿命の違いについて聞いてみるといろいろ出てくるが、要は運命は【巡り合わせ】で、宿命は【前世から決まっている】という違いがある。
宿命は【変えられない】けど、運命は【日頃の行い次第で変わるor変えられる】ということだ。
それを踏まえると、どの推しとの出会いを取ってみても“運命”としか言いようがない。
「素敵なことは偶然起きるの!それが人生!」
私が“運命”や“宿命”というものを信じるというか、強く惹かれるようになったのが4年前のこと。
2016年は私にとっておたく人生の大きな転換期だった。
ひたすらジャニーズ畑を歩いていた女が、ジャニヲタ卒業を決めた。
だが、そのわずか1ヶ月後に推しである上川さんと元担となった五関さんが共演が決まっていた…。
これはもう“運命”の出会いだったし、1ヶ月でこんなことが起きるなんて五関担としての“宿命”だったんだと思った。
これだけでも大きな出来事なんだが、私にとって強烈な出来事として印象付けるきっかけになった作品がある。
この出来事が起きる少し前の2016年夏に公開され、上川さんも吹き替え声優として参加しているディズニー・ピクサー映画「ファインディング・ドリー」だ。
物語の終盤でドリーがこんなことを言っている。
素敵なことは偶然起きるの!それが人生!
本当にその通りの出来事が待っていた。
この年、繰り返しこの台詞を映画館で聴いた私にとっては、ただの台詞じゃない。
当時はいろんな出来事があり、それに伴う悩みもあったが、そんなことが巡りめぐって素敵なことを運んでくれた。
この作品にあのときのタイミングで出会えたのもすべて“運命”としか言いようがない。
当時のブログ↓
「運命を恐れるな」
巡り合わせでやってくるものは幸運だけではない。
不運や困難も巡ってくるのが運命だ。
おたく人生の中でもそうだが、もっと広い意味での人生でも必ず巡ってくる。
そんなときに思い出す作品が、池井戸潤さん原作のWOWOW連続ドラマW「アキラとあきら」だ。
家業が危機的状況にも関わらず、社長に就任した弟に気を遣い、自分には無理だと再建に立ち上がろうとしない優秀な銀行員の階堂彬(かいどうあきら)に、子供の頃に実家の工場の倒産を経験した銀行員の山崎瑛(やまざきあきら)がかけた言葉がある。
運命を恐れるな
この言葉は、2人のあきらの共通の知人・友人でもある心臓外科医の北村亜衣からのアドバイスでもあった。
常に命の現場の最前線で闘う彼女が、階堂の実家の会社を助けたいという山崎に伝えたのは、
私が言いたいのは、すべてを救えるわけじゃないってこと。
だけど、運命を恐れずどんな状況でもベストを尽くしていくことが必要だと思う。
【“Fate”に添える1曲】羽岡佳「『アキラとあきら』メインテーマ」
最初に書いたように、運命は日頃の行い次第で変わるし変えられるものだ。
私個人としての人生も、おたくとしての人生もこれから先何が起きるかわからない。
ただ、この言葉を思い出し、運命を恐れずに生きるしかないし、推しまくるしかない。
そうすれば、またきっと素敵なことが偶然起きるはずだ。
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