【歴史さんぽ】旧東海道に残る江戸時代の痕跡
数年前、私が品川付近に住んでいたとき、毎日のように通っていた通りがある。
それが、江戸時代に栄えた東海道の跡である、旧東海道だ。
東海道は東京の日本橋から京都の三条大橋までの、全長約492kmの街道であり、江戸時代の交通の中心として栄えた。
現在は、開発が進みさらに大きな道がひらかれたことで、主要道ではなくなってしまったが、品川から大森にかけて残る旧東海道には、江戸時代当時の雰囲気を今に伝える史跡が数多く残っている。
今回は、旧東海道の道を歩きながら、品川付近に残る江戸