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前田せつ子監督ドキュメンタリー映画、『杜人(もりびと)〜環境再生医 矢野智徳の挑戦』を見て。

ちょうど2ヶ月ほど前、GWの初日。
私は友人から誘いを受け、
車で片道5時間半の「弾丸!日帰りニセコ→下川の旅」に出かけました。
目的は、「下川しまっこシネマ」で行われる自主上映会、
『杜人〜環境再生医 矢野智徳の挑戦』に参加することでした。
友人から、「矢野智徳さんって知っていますか?」と誘われた私は、
去年のこの時期から気になっていたこの映画について
即座に「行きます!」と答えました。
11時間かけて下川町に到着し、私たちは意義深い映画に出会いました。

ご存知の方も多いかと思いますが、
この映画は「風と水脈」という目に見えない自然の摂理を読み解き、
霊妙な感応力を持つ「地球の医者」矢野智徳さんを
3年間密着したドキュメンタリー。

この映画は、地球温暖化や自然災害の深刻化を危惧する
全世界の人々はもちろんですが、
日々の呼吸を大切にしているマインドフルな方、
特に、心身の病と向き合っている方々にとっておすすめの作品です。

この映画で矢野さんは、
長年自然を観察しながら実践で培ってきた智慧として
大地の自然治癒力を信じ、
「風と水脈」
の流れを改善すると
自ずと環境は回復再生できることを
東洋医学の名医のように
教えてくれます。

矢野さんは「自然界は相似形である」とよくおっしゃいます。
人間も自然の一部。
自身の治癒力を信じ、
「気と血脈」
の循環を促せば、
自然に回復再生できることを
この映画は気づかせてくれます。

また、人間の消化管と土壌環境の植物の根の働きも相似形。
人間の健康も土壌の健康も共に微生物の働きが重要と言われています。

「大地の血管である水脈がコンクリート構造物に塞がれると、
土壌環境が呼吸不全になります。
その結果、さまざまな問題が起き、生態系に異変が生じます。」
と矢野さんは語り、
大地が再び呼吸できるようにすることの重要性を説いています。
人間の再生にも呼吸が大切。
呼吸は気血巡りの改善の重要な要素であると以前、瞑想の先生から
教わったことがあります。

私は東洋医学的なアプローチで
気血巡りを良くし免疫力を向上させるための
様々な治療を受けてきました。
そのために瞑想を今まで以上に熱心に行い、
日々の暮らしも改善しながら、
2度のガンを寛解した経験をしています。
だからこそ、矢野さんの自然哲学に深く共感を持っています。

矢野さんの手法で
大地が再生回復していく姿を見ていると
希望の風が魂の深部から体全体を巡るような感じがします。

多くの心身の病に苦しむ人々に視聴してもらいたい映画です!

*写真:「下川しまっこシネマ」のみなさんと一緒に。

○ より良い世界になるための上質な映画を定期的に自主上映されている
「下川しまっこシネマ」:
https://www.facebook.com/sumakkocinema/

○映画『杜人(もりびと)〜環境再生医 矢野智徳の挑戦』の情報はこちらから:

○矢野智徳氏の「大地の再生、結の杜づくり」の情報はこちらから:



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