プロ野球順位予想2020

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて当初の予定だった3月20日の開幕から2度の延期を経て4月には緊急事態宣言も発令され、プロ野球は無期延期を余儀なくされました。いつ開幕するのか、今シーズンの開催はあるのか、未知のウイルスとの戦いに不安を募らせる毎日を過ごしていました。しかし5月に入り緊急事態宣言が解除になったのをきっかけにプロ野球も6月19日に開幕が決まり、いよいよ野球がある日常が帰ってきました。こんなシーズンだからこそ今年のプロ野球に例年以上に注目したいと思い、これを機にこのnoteにこれから自分の好きなこと(特に野球関連)を載せていきたいと思います。まあただの野球大好きおじさんの独り言にはなりますが…笑

そこで第1回は開幕直前なので今シーズンのプロ野球の順位予想をしたいと思います。正直自分なりに毎年戦力分析やシーズンの展望を想定して順位予想をするのですが、まあ当たりませんね笑。過去3年の予想はこんな感じでした。

2017年シーズン順位予想

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こちらは2017年の順位予想です。前年25年ぶりに優勝した広島東洋カープが見事連覇を達成したシーズンとなりました。そしてBクラス予想をしていた横浜DeNAは3位に入ると、クライマックスシリーズを制して19年ぶりの日本シリーズ出場を果たしました。そしてパ・リーグの優勝は福岡ソフトバンクとこちらは予想が当たりましたが、この年2位に躍進した埼玉西武を最下位予想してて、自分の分析の未熟さを感じました。前年まで遊撃手を固定出来ず投手陣にも不安要素があったので最下位予想にしていましたが、このシーズンはドラフト3位ルーキーの源田壮亮選手が開幕からレギュラーに定着し、全試合遊撃手として出場して新人王を獲得。リードオフマンの秋山翔吾選手が首位打者、エース菊池雄星投手が最優秀防御率と最多勝の2冠を達成する活躍もあり4年ぶりのクライマックスシリーズ進出を決めました。新戦力の台頭や怪我人の有無などシーズン前には予測するのが難しいので順位予想というのは考えれば考えるほど難しいものです。それを痛感したシーズンでもありました。

2018年シーズン順位予想

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こちらは2018年シーズン前の順位予想です。セ・リーグは広島東洋カープの3連覇、パ・リーグは埼玉西武の10年ぶりの優勝で幕を閉じた2018シーズンでしたが、予想はパ・リーグ5位の千葉ロッテ以外全て外すという前年に続いて惨憺たる結果に終わりました笑。このシーズンは共に2位予想をした横浜DeNAとオリックスに注目をしていたシーズンでしたが、終わってみると共に4位という結果でした。DeNAは前年2桁勝利を達成した今永昇太投手と濱口遥大投手がそれぞれ4勝止まりとなり、新人王を獲得した東克樹投手が11勝したものの強力打線と投手陣が噛み合わないシーズンとなりました。オリックスも3年目の吉田正尚選手が初の規定打席到達でベストナインを獲得、2年目の山本由伸投手がセットアッパーとして活躍しオールスターゲーム初出場と若手の台頭もありましたが、エース格の金子千尋投手が4勝と振るわずクライマックスシリーズ進出に届きませんでした。また共に最下位予想をした東京ヤクルトと北海道日本ハムはクライマックスシリーズ進出を決めており、このシーズンもまた予想の難しさを痛感したシーズンでした。

2019年シーズン順位予想

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こちらは昨年2019年シーズン前の順位予想です。 このシーズンは横浜DeNAが21年ぶりの優勝を達成するのではないかと予想していました。球団がDeNAになって8年目、中畑清監督時代に育てた選手達がラミレス監督になって力を付けていよいよ優勝へ向けて投打が噛み合うシーズンになると思っていましたが、何と4月から10連敗を喫するなど開幕ダッシュに失敗し、その後持ち直して9月には優勝戦線に残るもここ一番の敗戦が響き巨人に優勝をさらわれてしまいました。今となっては4月の連敗が無ければ…と悔やまれるシーズンとなりました。パ・リーグでは前年から菊池雄星投手、浅村栄斗選手、炭谷銀仁朗選手がチームを去り、苦戦を強いられると予想していた埼玉西武が逆境を跳ね返し見事に連覇を達成。首位打者に森友哉選手、本塁打王に山川穂高選手、打点王に中村剛也選手、盗塁王に金子侑司選手、最多安打に秋山翔吾選手とタイトルホルダーをほぼ総ナメにして、チーム防御率リーグ最下位の投手陣を打線でカバーする山賊打線の脅威を改めて知るシーズンとなりました。

このように毎年順位予想をしていますが、まず12連単予想は当たりません。なんなら優勝予想すら両リーグとも当てることも出来ません。本当に難しいですが、プロ野球の開幕が近づくと共に高まる高揚感でどうしても順位予想をしたくなるのです。なので今年も当てる自信は全くありませんが予想します。

2020シーズン順位予想

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まずはセ・リーグから、正直今シーズンのセ・リーグはどのチームも決め手を欠く、そんなシーズン前となっておりどこが優勝してもおかしくないと思います。その中でも今年は中日ドラゴンズを優勝予想します。2000年代から11年連続Aクラス、落合監督時代には4度の優勝と1度の日本一を達成し球団史に残る黄金時代が終わり、現在は7年連続Bクラスに沈むドラゴンズですが、昨シーズンから与田剛監督が就任すると若い選手を積極的に起用し、それに応え近年ドラフトで指名された選手達が台頭して一気に世代交代が進んでおり、セ・リーグで今最も勢いのあるチームであると思います。エースの大野雄大投手は18年の0勝から復活し最優秀防御率を獲得し、16年ドラフト1位の柳裕也投手は1年間ローテーションを守り自己最多の11勝をマークしました。この2人を軸に昨シーズン後半から台頭した梅津晃大投手、山本拓実投手、小笠原慎之介投手といった若手投手でローテーションを回せば先発陣だけで50勝以上は期待出来ます。そして若手に負けじとベテランの吉見一起投手が復活の狼煙を上げており、ルーキーの岡野祐一郎投手も新人では05年の中田賢一投手以来の開幕ローテーション入りが期待出来ます。他にもベテランの山井大介投手や2年目の勝野昌慶投手、移籍2年目の松葉貴大投手も虎視眈々とローテーション入りを狙っており、非常に競争が楽しみです。リリーフ陣は昨年の最優秀中継ぎ投手のロドリゲス投手が抜けるも岡田俊哉投手、藤嶋健人投手、マルティネス投手、福敬登投手らにに加えルーキーの橋本侑樹投手が開幕一軍さらには重要な役割を果たすのではないかと期待しています。橋本投手のウイニングショットであるスライダーは対外試合を通じてプロでも通じるレベルであることが証明されており、背番号13番の先輩・岩瀬仁紀投手のような活躍が期待されます。また現在は怪我で出遅れているものの3年目の石川翔投手にも期待しています。開幕が遅れた分今シーズン中の復活の可能性が出てきており、潜在能力チームトップクラスの石川投手がシーズン中に間に合えば優勝へのピースとなりうるかもしれません。野手陣はキャプテンの高橋周平選手、新選手会長の京田陽太選手、昨年レギュラーを掴んだ阿部寿樹選手にビシエド選手、アルモンテ選手、大島洋平選手、平田良介選手とレギュラー陣が固まっており、福田永将選手や堂上直倫選手なども虎視眈々とレギュラーを狙っており過去一クラスでレギュラー陣の争いが過熱しています。ここ数年で選手層が増した中、唯一レギュラー不在なのがキャッチャーであり、ここは最後の最後まで競争することが想定されます。球界随一の強肩で知られる加藤匠馬選手、パンチ力と堅守が光る木下拓哉選手、そしてオープン戦で4割超の打率を残したルーキーの郡司裕也選手の3人が鎬を削っています。ここに関しては不動のレギュラーを固定するのではなく、先発投手との相性や相手投手のと兼ね合いで柔軟な起用をするのも一つの手段かもしれません。育成選手ではありますが、アリエル・マルティネス選手もファームで確実に力を付けており、この争いに加わってくると楽しみです。昨シーズンリーグトップのチーム打率を残しながら得点がリーグ5位に甘んじたドラゴンズ。得点圏における勝負弱さであと1本が出ないといったシーンを昨年何度も見ており、試合終盤にいかに1点をもぎ取れるかが求められます。そこで今シーズン期待されるのは3年目の高松渡選手です。50m走5.8秒の俊足を生かし滝川二高時代には高校通算11HRの内9本がランニングホームランを記録する脅威の脚力を持つ高松選手は試合終盤の代走の切り札として活躍が期待されます。ダイヤモンドを駆け回るその姿とスピードはナムコスターズのリードオフマン・ピノ選手を彷彿とさせ、足で1点をもぎ取るそんな選手になると期待しています。昨年のプレミア12にてソフトバンクの周東選手が豪州戦にて自慢の足を生かし1点をもぎ取ったシーンは世界を驚愕させましたが、そんな周東選手のような足のスペシャリストに高松選手もなり得る可能性を秘めています。高松選手の足にも期待する2020年となりそうです。クライマックスシリーズのない今シーズンのセ・リーグはドラゴンズが日本シリーズに進出すると予想します。

2位には昨年5年ぶりの優勝を果たした読売ジャイアンツを予想したいと思います。昨年の優勝の立役者の一人である投手三冠の山口俊投手がMLBに移籍した穴は大きく、ベテランの阿部慎之助選手の引退も戦力的・精神的に痛手ではありますが、それを跳ね返す新戦力の台頭があると考えます。その一人が2年目の戸郷翔征投手です。ルーキーイヤーの昨年プロ初登板が優勝決定試合の先発、その翌週の阿部慎之助選手の引退試合でプロ初勝利を挙げ、CS・日本シリーズでも登板を果たしました。高卒1年目でここまでのキャリアを達成するのは戸郷投手の能力の高さと首脳陣の期待の現れだと思います。オープン戦では打ち込まれるシーンもありましたが、練習試合では3試合とも好投を見せており、球団では87年の桑田真澄投手以来の高卒2年目の開幕ローテーション入りが確実視されます。この87年の桑田真澄投手は2年目ながら最優秀防御率、ベストナイン、沢村賞を獲得しており桑田投手ほどの活躍を、とまでは言いませんが2桁勝利に期待が掛かる投手であることは間違いありません。そして野手では吉川尚輝選手に期待をしています。この選手は年間フルで出場出来れば首位打者と最多安打が期待出来ると言っても過言ではない選手だと思います。入団して3年いずれも怪我に泣かされ続けて来ましたが、今年は背番号も一新し新たな吉川選手が見れる気がします。そして何よりエースの菅野智之投手の復活が戦力底上げの最重要事項であると考えられます。2年連続沢村賞を受賞した投手にとって昨年は故障に苦しんだ辛いシーズンとなりました。特にルーキーイヤー以来6年ぶりに出場した日本シリーズでの投球は本調子とは程遠い内容の投球でした。そんな菅野投手が完全復活することでチームに活気が溢れることになります、そうなると投手陣の鍵は間違いなく菅野投手が握っていると思います。野手陣では4番の岡本和真選手に期待しています。特に今シーズンの岡本選手には大いに期待しており、120試合制ではありますが30本100打点でセ・リーグの打点王を獲得するのではないかと期待しています。

3位には阪神タイガースを予想します。昨年は矢野新監督の元、シーズン終盤の追い上げで最後はカープをかわし逆転でクライマックスシリーズ進出を決めたタイガース。その原動力は紛れもなく鉄壁のリリーフ陣にあったと言っても過言ではありません。そんなリリーフ陣も昨シーズン限りでジョンソン投手とドリス投手が退団、岩崎優投手や島本浩也投手もコンディション不良で開幕アウトとされていましたが、コロナ禍で開幕が延期になったことにより両投手が間に合うことになり、新加入のスアレス投手とエドワーズ投手、クローザーの藤川球児投手に加え能見篤史投手、守屋功輝投手、2年目の齋藤友貴哉投手などが入り昨年並みの充実度で開幕するとなるとかなり強力な布陣となること間違いありません。特に藤川投手の前を投げるセットアッパーのスアレス投手は球に力があり昨年のジョンソン投手並みの活躍が期待できます。他にも4年目の浜地真澄投手に期待しています。浜地投手は高校時代に九州投手四天王としてオリックス山本投手、ヤクルト梅野投手、今年巨人に入団した太田投手と並び評されていた好投手であり、山本投手に負けじと今年ブレイクするのではないかと期待しています。昨シーズンリーグワーストの得点力だった野手陣はボーア選手、サンズ選手の両外国人を補強しましたが、正直な所未知数ではあります。そこで今年は5年目の高山俊選手がレギュラーを奪取する予感がします。明大時代には六大学の安打記録を塗り替えた安打製造機が本領発揮するシーズンになると期待しています。

4位には横浜DeNAベイスターズを予想します。昨年は球団がDeNAになって初の2位になったものの、オフには筒香嘉智選手がポスティングシステムを行使しMLBに移籍し退団となりました。チームの4番で精神的支柱のキャプテンの存在は大きく、大きな戦力ダウンが予想されます。そんな筒香選手の穴を埋めるのは今季から入団したオースティン選手と予想します。春季キャンプから話題の助っ人は練習試合でも快音を飛ばしており、今シーズンの特別ルールである外国人枠の拡大によりソト選手、ロペス選手とスタメンで並ぶことが想定されます。このオースティン選手がハマれば強力打線により厚みを増すことになるので、今季のベイスターズの鍵を握っているのはオースティン選手と言っても過言ではありません。この4人に梶谷隆幸選手や宮崎敏郎選手、新キャプテンの佐野恵太選手が脇を固めると本当に恐ろしい打線となりそうです。投手陣では東克樹選手がトミージョン手術で今季絶望となり、上茶谷大河投手も故障で開幕アウトと先発陣に故障者が出ていますが、エースの今永昇太投手が軸となりチームを引っ張り、エスコバー投手、パットン投手、三嶋一輝投手らがクローザーの山崎康晃投手に繋ぐ活躍を見せれば上位進出も大いにあると思います。今年は3年目の櫻井周斗投手のブレイクに期待大です。

5位は広島東洋カープを予想します。昨年は3連覇を支えたリードオフマンの田中広輔選手の離脱やジャイアンツに移籍した丸佳浩選手の穴が大きく4連覇を逃したカープですが、今季は大学NO.1の森下暢仁投手が入団し大瀬良大地投手やジョンソン投手らと強力なローテーションを組むことが想定されます。投げてるボールは一級品で間違いなく即戦力の活躍、2桁勝利や新人王の獲得が期待されます。佐々岡真司新監督の現役時代の背番号だった18を継承する右腕の活躍に目が離せません。一方で打線は4番の鈴木誠也選手は間違いなく今季も活躍することが想定されますが、その前後を打つ打者が今季は鍵になると思われます。昨季は丸選手の穴が埋まらず松山竜平選手の不振、バティスタ選手の離脱などで鈴木選手と勝負させてもらえないケースが目立ちました。特にバティスタ選手が不振や離脱した際は著しく勝率や得点率が低下しており、鈴木選手が打点を稼げるように前後の打者が確実に数字の残せる打者がハマれば上位進出は間違いありません。西川龍馬選手はもちろんメヒア選手、ピレラ選手、堂林翔太選手、髙橋大樹選手に期待しています。また2年目となる小園海斗選手の活躍にも期待しています。

6位には東京ヤクルトスワローズを予想します。昨年まで9年間在籍したバレンティン選手が退団し戦力的に厳しい予想のスワローズですが、昨年の新人王の村上宗隆選手が4番に座り30HR100打点を達成しチームを勢い付けたら脅威になること間違いありません。そのためには前を打つ山田哲人選手、青木宣親選手の活躍も欠かせません。そして怪我から復活のリードオフマン・坂口智隆選手の活躍にも期待です。そしてバレンティン選手の穴を塩見泰隆選手が埋めると予想します。ここ2年オープン戦やファームではレギュラークラスに匹敵する高水準の成績を残しており、今年こそはレギュラーに定着し、そこからタイトル争いにも絡む活躍をすると予想します。そして高卒ルーキーの奥川恭伸投手の年内デビューにも期待しています。30イニングス以内に制限して1軍を経験して、来シーズンに新人王を獲得するような成長に期待しています。今年のセ・リーグは混戦を極める大接戦になると予想します。

そしてパ・リーグですが、120試合制のシーズンということもあり投打に戦力が充実している福岡ソフトバンクホークスが優勝すると予想します。昨年の日本一に貢献したデスパイネ・グラシアル両選手が怪我やコロナ禍の影響で開幕に間に合わない誤算はありましたが、ヤクルトからバレンティン選手が移籍し両外国人の穴をカバーする活躍をすると予想されます。そして昨年怪我で満足な成績を残せなかった柳田悠岐選手が練習試合から絶好調で、もしフルで出場出来るのであれば3冠王や夢の4割に挑戦できるのではないかと期待しています。そして昨年不振だった上林誠知選手の復活が何よりの戦力アップであり、中村晃選手や長谷川勇也選手らの実力者が控えているのも心強いです。そして6年目の栗原陵矢選手のブレークに期待大です。ポジションが捕手でライバルには甲斐拓也選手や高谷裕亮選手、九鬼隆平選手などがおりなかなかポジション奪取は難しいかもしれませんが、打撃面はかなり良く3割20HRが期待できる打者だと思うので、指名打者などを上手く使って起用して欲しいです。投手陣では新加入のムーア投手に期待しています。レイズ時代にBSで見ていたバリバリのメジャーリーガー投手がパ・リーグの強打者相手にどれだけ通用するのかとても楽しみです。東北福祉大学出身のルーキーの津森宥紀投手が開幕一軍に名を挙げており、昨年の甲斐野央投手や一昨年の鍛冶屋蓮投手のような活躍をすると期待しています。

2位には千葉ロッテマリーンズを予想します。千葉ロッテは井口資仁監督が就任して今年で3年目、チームは確実に成長しておりドラフトでも毎年有望な新人が入団しており、いよいよ今年花が咲くのではないかと予想します。投手陣では石川歩投手とFAで加入した美馬学投手を軸に若い先発投手が今年大躍進すると期待しています。昨年8勝の種市篤暉投手、今年から背番号18を背負う二木康太投手、6年目の岩下大輝投手、2年目の左腕・小島和哉投手など将来が楽しみな投手が多く、これらの投手がチームを引っ張っていくことを期待しています。野手ではFAで福田秀平選手が加入し、激戦の外野陣がより一層競争が激化しており、チームの底上げとして福田選手には新しい風を吹かせてくれる活躍を期待しています。そして3年目の安田尚憲選手のブレークに今年は期待しています。昨年はファームで本塁打と打点の2冠を達成しており、次世代の長距離砲として同世代のヤクルトの村上選手や日本ハムの清宮選手に負けない活躍を期待しています。そして今年は千葉ロッテにとって5年に1度のゴールデンイヤーであり、05年・10年・15年はいずれもCSのファイナルステージに進出しており、特に05年と10年はCSを制し日本シリーズに進出しており共に日本一を達成した非常に縁起のいい年であることは間違いありません。今季は2位までCSの出場権があるので、2位までになんとか滑り込めば日本一になれる、そんな予感がします。

3位には東北楽天ゴールデンイーグルスを予想します。昨年は則本昂大投手と岸孝之投手に2枚看板が怪我で出遅れる中、2人の穴を全員でカバーし3位に滑り込んだイーグルスですが、今年は開幕から則本投手が万全なので間違いなく2桁勝利と最多奪三振獲得の活躍が期待されます。そしてローテーションには先発に転向した松井裕樹投手や移籍の涌井秀章投手が名を連ね、出遅れている岸孝之投手がここに合流すれば非常に強力な投手陣が完成します。そうなってくると優勝にも近づくかと思います。野手ではFAで鈴木大地選手、オリックスからロメロ選手が加入し打線に厚みが増し、そこに浅村栄斗選手やブラッシュ選手が昨季並みの活躍を見せれば非常に脅威な打線となります。特に4番予定の浅村選手が打点王を獲得する予感がします。そのためには上位を打つ茂木栄五郎選手や辰巳涼介選手の出塁が鍵となるかと思います。指導者歴10年以上の三木肇新監督の采配にも注目です。

4位には埼玉西武ライオンズを予想します。昨年見事に2連覇を達成したライオンズをBクラス予想にするのは心苦しいのですが、昨年までのリードオフマンの秋山翔吾選手がMLBに移籍したのは大きな戦力ダウンになるかと思われます。3割20HRにゴールデングラブ賞の堅守のリードオフマンの穴は簡単に埋まるとは思いませんが、昨年の盗塁王・金子侑司選手がセンターを守り、外野争いに新外国人のスパンジェンバーグ選手や木村文紀選手がしのぎを削っており秋山選手の後釜にも注目しています。個人的には4年目の鈴木将平選手に期待しています。昨年ファームで3割を放った俊足好打の若武者が秋山選手のような活躍をした時はライオンズも上位に行けると思います。投手陣では昨年後半から出てきた平良海馬投手が平井克典投手や増田達至投手のようにフル回転で投げ活躍すると予想しています。また4年目の今井達也投手が今季は2桁勝利やタイトル争いをするのではないかと予想しています。

5位にはオリックスバファローズを予想します。吉田正尚選手、山岡泰輔投手、山本由伸投手の日本代表選手が名を連ね、若手選手が伸びてきているチームに今年はMLBからアダム・ジョーンズ選手が入団し注目が集まるバファローズですが、鍵を握るのは2年目の中川圭太選手だと思います。内外野全打順を任せられる器用な選手だけにどこで起用するかでチームの機能性が左右すると言っても過言ではないので、西村監督がどのように中川選手を起用するのか楽しみです。また俊足が武器の佐野皓大選手にも期待しています。足だけで言えばソフトバンクの周東選手に匹敵する脚力を持っており、試合終盤の切り札的存在としてベンチ入りしていると相手にも脅威を与えると思うので、佐野選手の起用法にも注目したいです。投手では3年目の田嶋大樹投手が今年1年間ローテーションを守り10勝以上の活躍を見せると期待しています。

6位には北海道日本ハムファイターズを予想します。昨年は途中まで首位争いを繰り広げていましたが、夏場の失速もあり5位に終わったファイターズですが、失速の要因でもあった投手陣の整備としてドラフトで即戦力投手を4人獲得しました。その中でも1位の河野竜生投手は即戦力として10勝、そして新人王の最有力候補ではないかと予想しています。有原航平投手、上沢直之投手、マルティネス投手など右投手がローテーションを連ねる中、サウスポーの河野投手がここに入って来ると非常に強力な投手陣を形成できると思います。河野投手が1年間ローテーションを守ればチームでは16年の高梨投手以来の新人王獲得が見えてくると思います。野手陣ではやはり3年目の清宮幸太郎選手に期待しています。同世代のヤクルト・村上選手が昨年大活躍で新人王を獲得し、清宮選手も今年はという気持ちがあると思います。高校通算111HRの実力は間違いないと思いますし、清宮選手の本塁打に皆胸を躍らせていたと思います。自分も甲子園球場や神宮球場で清宮選手のホームランを見てワクワクした側の人間なので、本当に期待しています。

長々と予想を書いてきましたが、この文量に比例するように私の野球熱が高まっており今年ほど本当に開幕が待ち遠しいシーズンはありませんでした。まだまだ大変な世の中で、野球界もしばらくは無観客試合となり以前のように戻るにはまだまだ時間が掛かりますが、日常に野球が帰ってきたことはこの上ない喜びであります。どこが優勝するのか、どの選手が活躍するのか、異例の開幕ではありますが本当に楽しみなシーズンとなりそうです。シーズンが始まったらまた思ったこと投稿したいと思います。










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