弱小企業でDX事務員をしているデジ太郎です
弱小企業でDX事務員をしているデジ太郎です
資金も、人員も、技術も限られた弱小企業の事務員がDXデジタルトランスフォーメーションに悪戦苦闘する様を記録していきます
DXといっても、経営者がトップコミットメントによってデジタル時代にふさわしい企業変革をする・・・みたいな壮大な話ではないです
じぶんと、その周辺にある仕事をデジタル化していくといった小さな話です
自己紹介
私 デジ太郎は、
零細の製造業で事務員をしています
仕事範囲は事務部門(経理・労務・購買など)全般です
いわゆる事務系のなんでも雑用係です
生産や品質などにはタッチしていません
次の経営者と同世代で、良い関係を築いています
今までやったこと
今までやってきたことをサクッと紹介すると、
紙に手書きしていた帳票類をパソコン入力にした
受注管理をパソコンでやった
メモで情報展開していたのを書式を定めて展開するようした
出荷売上管理をパソコンでやった
エクセルExcelからアクセスAccessにした
納品書をパソコンで発行した
請求書をパソコンで発行した
モノタロウの利用
給与を現金払から振込にした
QRを利用・作成
経営者の携帯をiPhone利用にした
間接部門でのiPhone利用
紙の保存を電子化
社会保険申請納付を電子化
地方税の申請納付を電子化
年末調整を国税局公式アプリにした
FAXの電子メール化
スケジュール管理をホワイトボードから電子化
現場でのiPhone利用
ちなみに、有料デジタルサービスはMicrosoft365を使っています
今やってること
全社員にiPhoneを配布・利用
入社時は超超超アナログ企業でした
2010年頃の入社当時はまさに紙企業でした
売上帳や仕入帳は紙でした。納品書も紙でした。注文残も紙で管理していました。経理の仕分けも紙でしていました。給料も現金払いでした
超アナログでした
会社の考え方もアナログでした
例えば、商品製品も、品名で識別していました
人によって、場面によって、品名の呼び方が変わるので 製品を特定するにも 頭を使わなければわからない状態でした。社内経験がなければ何もわからない…そんな状態でした
じぶんの仕事をラクにしたい
最初はじぶんの仕事をラクにしたいからはじまりました
(当時はDXなどスーパーワードはなかったです)
おそらく受注出荷売上の情報を紙からExcel上でやることからはじまったと思います(今はAccess)
受注したら受注帳に、出荷したら売上帳それぞれに手書きして管理していたのですが、それを入力と印刷に切り替えました。
売上情報は受注情報を利用しているので、毎日30分から1時間は余裕ができました
その時間を使い、ほかのデジタル化もやっていきました
今は現場のデジタル化を図ろうとしています
今は工場現場のデジタル化を試みています
これ以上じぶんの業務をデジタル化を高度化しても効果には限界があると思ったからです
そして、現場をデジタル化するには長い時間がかかることが予想されたからです
デジタルが必要になってからでは手を遅れになってしまう(すでに手遅れかもしれませんが...)、本当に小さいとこからでも良いので早く始めたほうが良いのではと焦りもあったような気がします
iPhone1台を現場に設置して、まずは年に2回ある制服の依頼からやりました
平均年齢がやや高くなっている企業です。ITに抵抗があるひとも、変化には否定から入る人もいることが予想されました
反発を受けないように、スモールスタートです(そのために早くやる必要があった)
その後、生産に必要な主材料の依頼をできるようにしたり、iPhoneでできることを増やしていっています
2023年中には1人1台iPhoneを配布して利用してもらいたいと思っています
これからもう少し詳しく書いていこうと思います
零細企業の一事務員の具体的なDX化(業務改善)の話はネット上にもあまりないような気がします。ですので、これからもう少し詳しく書いて公開していこうと思います
DXで検索するとヒットするような、経営者がコミットメントする偉大なデジタルトランスフォーメーション話や、ITベンダーと大手企業のコラボ話は、高度すぎてなかなか参考にできません
また、某キ◯トーンなどサブスクリプションサービスなどの話を聞いていると、活発なコミニティもあり魅力的なのですが、最低アカウント数の条件もあり、なかなか決裁が困難ではじめられませんでした
たとえ、決裁がOKでも使いこなせる自信がなく、もしダメだった場合はデジタル化の道が閉ざされてしまうリスクがあったためちょっと困難でした
Excelなどoffice系を使うためのMicrosoft365で秘密プロジェクトとしてやるしかなかったです
もしかしたら同じような立場のひともいると思います。もしかしたら、じぶんのやってきたことが参考になったら嬉しいです
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