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週間マーケニュース:オープンモデル"Gemma"発表その他

今週読んだ、気になったニュースや記事をマーケターの観点から簡単に紹介&解説。

消費者の75%がAIの可能性に期待/98%が画像・動画が本物であることを重要視

ディープフェイクが非エンジニアでも使えるようになっていることを受けてか、「本物」の価値が上昇しているのかな。どのように真実性と信頼性を担保し、同時に消費者に伝えるかが課題になってきそう。

一方、

YouTube・TikTok・Instagramなどプラットフォーム上の動画からインスピレーションを得ている消費者は82%にのぼる一方、動画コンテンツを活用している中小企業・小規模事業者は11%にとどまった。

とのことで、動画コンテンツから情報収集をしている消費者が増える一方、そのような余力がない会社のほうが多いこともうかがえる。

動画コンテンツをつくることのハードル自体は下がって入るものの、いまの環境下でエンゲージメントを高めながら効率化をはかっていくのは、今後より難しくなっていくだろう。

2023年の動画広告市場、6,253億円に/縦型動画は昨対比156%

動画広告の市場規模は昨年対比で112%と引き続き成長し、今後も成長が予想されている。

とりわけ縦型動画広告は昨対比156.3%と急成長。画面の占有率とコンテンツからの違和感ない移行は、スマホからのアクセスが多ければ多いほど有効だろう。ショート動画も流行るわけだ。

ソーシャルメディアの利用頻度、LINEが月平均805回で最多/2位はXの190回に

18~34歳の含有率では「pixiv SNS(52%)」が最も高く、次いで「Threads(41%)」が続いた。

ふーむ。

SEOのための9つのカスタムGPTs

9つのSEOに使える(と、称している)GPTsが紹介されている。

英語圏のGPTsはあまり触ってないですが、日本語だとうまく機能しないものが多かったり、そんなに出来が良くなかったり、一般論的な回答に終始するもの(曰く「ニッチなキーワードを狙おう」「ローカルSEOを意識しよう」)だったりと、あまり活用イメージが湧かない。

比較的正確なキーワードボリュームが取れたりするものがあれば、まだ役立ちそうではあるんだけど、どうなんだろうな。

個別具体的な分析ができる、あるいは工数を大きくショートカットできるようなGPTsの出現が待たれる。

スモールビジネスのためのマーケティングアイデア50

できることと、現実的にはさまざまな事情で難しいこと、効果が薄いものもあるかと思いますが、チェックリストとしては活用できるかもしれない。

Stable Diffusion 3発表

早期プレビュー版へののウエイティングリストへの登録受付がされている。

GemmaがGoogle Cloudで利用可能

先だって発表されているGeminiモデルと同じ研究とテクノロジーから構築したオープンモデルのGemmaが発表された。

OpenAIが実際はClosedAIになっている昨今、オープンモデルには期待。Googleがんばれ!


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