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専業を辞めても良いですか?

2020年製作、92分、邦画、配給:インディゴ・フィルムズ、豪田トモ監督、「ママをやめてもいいですか!?」。

命や夫の育児や、次から次へと自主制作に挑戦する豪田監督のファンとしてご紹介。何かのきっかけで、映画「うまれる」シリーズに出会い。「ママをやめても良いですか!?」のクラウドファンディングを知り、心ばかりのサポートをさせていただきました。

夫婦になって、父母になって、初めてぶち当たる『命』と『他人』というリアルな壁。知っているとすれば、自分の父・母・祖父・祖母が自分に対してしてくれた曖昧な記憶。あとは、ご近所さんや従兄弟従姉妹の家族をチラ見だって稀。他の家庭(の教育)を覗くことなんて、まぁ、無い。じゃあ、どうやって自分たちの育児や家庭を築くってことをすれば良いのか、誰も教えてくれるわけもない。でも上手くやれ。無理にも程がある。

正解がないから、なお難しい。そんな社会に一石を投じるとも言える、豪田監督の映画だと感じています。夫婦って?父?母?子供?…そもそも…私って?意外にわかってないのが、みんな大変なんだよなってこと。専業主婦/夫であれ、共働きであれ、結局はそれぞれの立場で、それぞれの戦場で(笑)、それぞれのやり方で、粛々と。ステージが変わるにつれ、今のままで良いはずがないけど、それを考え直す時間もない。そんな時間があったら自分に使いたい。

なら、映画を観てみる。ながらでも可能。きっとどこかのシーンが目に留まり、手が止まって、見入っちゃう。そういう映画があっても良いと思う。

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