見出し画像

『底辺✖️高さ➗2』 ~日本サッカーが成長するための公式~

Hola Chavales!!!!

底辺✖️高さ➗2

これは何の公式かわかりますよね?

そうです。

三角形の面積を求める公式です。


今回は僕の考える

『日本サッカーが成長するための公式』

について話します。


400以上のチームがある


スペインと日本では圧倒的に『チーム数』が違います。

◎Aficionado (大人のカテゴリー)

スクリーンショット 2020-03-14 12.41.25

プリメーラ・ディビシオン(1部)

セグンダ・ディビシオンA(2部)

LFPによって組織される全国リーグ。


セグンダ・ディビシオンB(3部相当)

テルセーラ・ディビシオン(4部相当)

スペインサッカー連盟(RFEF)によって組織される地域別リーグ。

ここまでのカテゴリーで400チーム以上。


それに加えて

5部以下のリーグは19地域のサッカー協会によって

組織される地域別リーグがあります。


◎ユース (Juvenil )

1部 デビシオン・デ・オノール(日本の場合 プレミアリーグ)

2部 ナショナル

3部 アウトノミカ 

 4部 プレフェレンテ 

 5部 プリメーラ・フベニール 

 6部 セグンダ・フベニール

* 1部 デビシオン・デ・オノールだけでも7グループあります


以下の年代も同様にカテゴリー分けされています。

画像2



スペインサッカーの特徴の一つに

1つのクラブがジュニアからトップチームまでの

カテゴリーを持っています。

要するにトップチームの数だけ育成チームがあるということです。



毎日が闘い


チーム数が多ければ当然試合数も多くなります。

日本ではトーナメント文化ですが

スペインはリーグ戦文化です。

毎シーズン30試合近くのリーグ戦があり

毎週末に公式戦があります。

やっぱり選手が成長するためには試合が最も大切です。


選手たちも試合に出場するためには

チーム内の競争に勝たなくてはいけません。

毎週末に試合があるということは毎日の練習が勝負になるということです。


そして監督も毎試合が勝負です。

結果がでなければクビになります。


『チーム』『選手』『監督』

それぞれの立場で

毎日激しい競争の中でサッカーをしています。



スペインのピラミッド


スペインサッカーと日本サッカーの違いは

”チーム数” ”選手数” ”試合数”

要するに『土台の大きさ』にあると思います。

でも多くの人は三角形の頂点しか見ていないかもしれません。

スクリーンショット 2020-03-14 15.36.40

底辺✖️高さ➗2

スペインサッカーの方が『土台(底辺)』が大きので

頂点の面積が日本よりも大きくなります。

もちろん日本のチームよりも弱いチームや

日本人よりもレベルの低い選手はいます。

でも彼なしではこのピラミットは成立しないのです。

ここがスペインサッカー日本サッカーの差だと思います。


土台=育成

『土台(底辺)』の面積を大きくすることが

重要だと思います。

『土台』とは『育成』

先ほどの三角形の写真を見て分かる通り

頂点の面積よりも差よりも

『土台(底辺)』の差の方が大きいのがわかると思います。


『育成が変わらなければ日本サッカーは変わらない』

そう思う僕はこれからも

ラージョ・バジェカーノというクラブで学んだことを

発信していきたいと思います。




よろしければサポートお願いします。サポートして頂いたお金はこれからのより良い発信に役立てたいと思います。