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環境破壊を助長するのが貧困、ベネズエラの先住民たち

上の写真は、ベネズエラ南部のアマソナス州で暮らす先住民。金の違法採掘で環境が破壊され、食べ物も、住むところも失いました。

環境破壊を助長するのが貧困、そして貧困を悪化させたベネズエラ経済の崩壊。いつの時代も、一番の犠牲となるのは弱者。

上の写真は金の採掘現場です。

先住民らはこの現実を少しでも知ってもらいたい、と地道に発信しています。

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ganasは、途上国を扱う記事の発信以外にも、さまざまな方法と組み合わせて、途上国について興味をもつ/知る/考える/深掘りするプログラムを開講しています。

そのひとつが「言語×途上国」のプログラムです。ganasが開講する「経済崩壊で生活苦に陥ったベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』」の〆切が1週間後に迫ってまいりましたので、リマインドさせていただきます。このプログラムの特徴を一言で表すならば、スペイン語を学ぶことが国際協力になる、ということです。

【〆切11/1】経済崩壊で生活苦に陥ったベネズエラ人から学ぶ『命のスペイン語レッスン』、11期の受講者募集

*アマソナス州のとなりのボリーバル州の先住民に食料を配ったことはありますが、アマソナス州の先住民とは直接の信頼できるコネクションがなく、支援先は異なります。ただ上のプログラムは基本、寄付ではなく、国内に仕事がないベネズエラ人へ働くチャンス(スペイン語講師、教材制作)を与えることを目的としています。先住民や子ども、障がい者への支援は一部です。

ganasと一緒に、「英語+1」として、21カ国・地域が公用語とするスペイン語を学んでみませんか? ちなみにラテンアメリカは英語が通じにくいエリアです。世界は英語圏(英語の文化圏)だけではありません。

『命のスペイン語レッスン』の特徴は下のとおり。

①レッスンはすべてマンツーマン。スペイン語を初めて学ぶ方(JICA海外協力隊として派遣予定、または旅行で行かれる方にもぴったり)から上級者まで有益に学べます

②しかもレッスンはひとりひとりにカスタマイズ可能。旅行会話から協力隊で現地の活動で使うであろうスペイン語、DELE対策まで。ご要望を教えてください!

③スペイン語に加えて、ベネズエラをはじめラテンアメリカの現状・文化なども同時に知れる(経済が崩壊したベネズエラでは国民のおよそ4分の1が難民に。金の違法採掘も問題に。こういったセンシティブなことも講師に聞ける。もちろん音楽などのポップなことも)

④ベネズエラ人の講師(全員、庶民)はみんな、スペイン語の教え方についてganasで訓練を受けている。レッスンの質も高いと評判(これまでの受講者数は延べ718人!)

⑤レッスン料の大半が「講師や教材制作者への報酬」として現地に送金される。寄付ではないから、講師らは責任をもって仕事をする。スペイン語を学ぶことが国際協力に!

⑥ベネズエラの文化を体験(料理からハンモック、音楽まで)できるオフ会(首都圏)もある。ラテンアメリカ好きが集まるので盛り上がる!

現時点の申し込み数は54人。定員は100人です。お申し込みは先着順。

受講が決まった方を対象に、11月5日(日)の21時から、『命のスペイン語レッスン』の受け方や活用方法についてのオリエンテーション(Zoomを使います)を実施します。欠席の方には録画をシェアします。

この秋、ベネズエラ国内にとどまって頑張るベネズエラ人からスペイン語を学んでみませんか? スペイン語を学べるのはもちろんのこと、世界が広がって日々が楽しくなると思います。