英語で読む「人を動かす」第2回：うまく人と接する3つのテクニック（How to Win Friends and Influence People)
デイル・カーネギーの「人を動かす」の英語版のまとめ解説をしています。英語学習と書籍の内容を同時に学習しませんか。
第一回は、イントロダクションとして、ます「人を動かす」を読んで学べることをまとめました。
第2回目の今回は、Fundamental Techniques in Handling People
「人と接する際の基本的なテクニック3つ」です。
英語解説に出てくる単語は、文末に「学習単語」としてまとめて掲載しています。先に学習単語を一通りチェックしてから本文を読まれてもよいかもしれません。
1.Don't criticize, condemn, or complain
批判しない。非難しない。文句を言わない。
As Human nature we all don't wanna admit our fault, do we? Think of this. When you are criticized or humiliated, it is difficult to cope with the situation, isn't it? It is normal that you can't respond very well and will often become defensive and resent being criticized. In order to handle people well, you must never criticize, condemn or complain because it will never result in the behavior we want.
自分の過ちは認めたくない。人は性（サガ）ですよね。でも考えてみて下さい。もし人前で誰かに間違いを批判され、恥をかかされたとしたら、そんな状況、うまく対処できますか？できないですよね。それは当たり前です。
上手く人と付き合うには、批判しない。非難しない。文句を言わないが大切。批判したり、非難したり、文句を言ったりすると、決して自分が望んでいる結果にはなりません。
2. Give honest and sincere appreciation
偽りのない心からの謝意を示す。
Appreciation is one of the most powerful tools that we have. People will rarely work at their maximum potential under criticism, but you'll be surprised to see how honest appreciation brings out their best. But you truly have to understand that Appreciation is not flattery, it must be sincere. You have to mean it with love, otherwise it is just meaningless.
感謝する。それは我々人間が保有する最強のツールです。人間というのは、批判されている状態では、最高のパフォーマンスをすることなどまず無理です。でも、心から感謝されたりすると、驚くべき力量を発揮するものです。しかしながら、絶対に理解しておかなければならないのは、お世辞やおべっかではダメだということ。誠心誠意の謝意でなければなりません。心から親愛の念を込めていなければ、全く意味がないのです。
3. Arouse an eager want in the other person
相手に自ら協調心を起こさせる。
In order to get what you want from another person, you must forget your own perspective and begin to see things from the others' point of view. When you can combine your desires with their desires, they'll become eager to work with you and you can mutually achieve your objectives.
相手から自分が望むものを引き出そうとするなら、自分自身のものの見方は忘れ、相手の立場からもものごとを見られるようになるべきです。もし、自分の望むことを相手が望むことに合わせることができれば、相手は自ら喜んであなたに協力的に動くようになります。つまりお互いに目的を達することができるのです。
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著者は、本書をオーディブル（朗読）で聴いています。
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学習単語
今回のご紹介内容の英文内で出てきた英単語です。
criticize=(動)批判する
condemn=(動)非難する
complain=(動)不平を言う
human nature=(名)人の性
admit=(動)認める
fault=(名)過ち
cope=(動)対応する
situation=(名)状況
normal=(形)普通の
respond=(動)応える
defensive=(形)防御的な
resent=(動)憤慨する
handle=(動)扱う
result=(動)結果となる、(名)結果
behavior=(名)ふるまい
honest=(形)正直な
sincere=(形)誠実な
appreciation=(名)感謝、謝意
powerful=(形)力強い
tool=(名)道具
rarely=(副)滅多に～ない
maximum=(形)最大限の
potential=(名)可能性
be surprised=(動PP)驚く
truly=(副)本当に、心から
flattery=(名)おだて、おべっか
mean=(動)意味する
otherwise=(副)でなければ、
meaningless=(形)意味のない
arouse=(動)起こす、刺激する
eager=(形)熱望して、熱心な
In order to=(副)～するため
perspective=(名)考え方、見方、眺望
point of view=(名)視点
combine=(動)結合する
desire=(名)望み、欲望
mutually=(副)相互に
achieve=(動)到達する
objective=(名)目標、目的
第三回は、「人から好かれる6つの方法」です。
第3回「人から好かれる6つの方法」の音声配信はこちら
英語を習得したい、上手くなりたいというのは多くの人の普遍的な希望ですよね。こうすればいいよと言葉で表現することのむつかしさをかみしめています。楽しくて自然に英語が身に付いていくような、そんなコンテンツの発信を目指しています。