私の人生 1 精神科の診察に、エレキギターを持っていったら主治医から衝撃の言葉

その日、精神科の外来でした。
たまたま、ギターのメンテナンスに行く為、エレキギターを持って行っていました。


診察に呼ばれる迄、30分程。
看護師やPSWが、エレキギターを見て、めちゃくちゃ構ってくる。


私は、診察に呼ばれて診察室に入る。


「エレキギター持ってきたの?売りに行くの?」


私は、言葉を失いました。
前も、若い頃に結構大金を出して買った大事なギターを、お金になるなら足しにする為売りなさいと言われました。



私は、その後の主治医の発言が、本当にうわの空でした。
私がなんのためにギターを手放さないか、理由がわかってないんだな、と思った。


ただ、ギターを弾くのが大好きだから。


その後、担当者会議で、PSWにギターを弾いて聴かせてね、と言われて披露しました。
曲が終わった後、主治医、当時ついていた後見人、その場にいた全員が拍手すらしませんでした。
本当にギターが弾けるのか、確認したかったのだろう。


私から、ギターを取ったら何も残りません。
ギターを手放せよ、と言うのは命を取るのと同じです。


その後「ギター弾けるの凄いね」と支援者達に言われますが、私が本気で弾いたと思ってますか?


来週、また担当者会議があるのですか、絶対来るようにと誓約書を書けと凄まれました。



「私のため」と思ってるでしょうが、そうではないですね。

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