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アイドル現場に行って驚いたこと(中編)

前回のアイドル現場に行って驚いたこと(前編)の続きです。

〇開演編

ケチャ
アイドルの楽曲って割りとノリの良い曲の途中で静かになるパターンが多くて、その時にオタクがアイドルに向かってさっと手を差し伸べる感じのパフォーマンスをするんだけど、それを「ケチャ」って言うんですよ。上のヘッダー写真みたいな感じで。わかりやすく言うとP-MODELの「Oh!!Mama」の女性ボーカルになるところでケチャを入れるって感じですね。あ、わかりにくいですか?

Mixを打つ
いわゆる「合いの手」や「掛け声」ですね。どこでオタクたちは集まって練習してんだろ?って思ったら割りと全国共通なシステムで、どのアイドルにも共通して使えるんですよ。凄いオタクになると、ステージと反対側に向かって目を閉じてMix打ってるオタクがいて、完全に自分の世界に入ってる感じのひともいます。
有名なところでは「お前が一番!お前が一番!おーれーの、○○!(アイドル名)」ってのがありますが、大体のオタクは自分が一番って思ってます。

ツーステ
ロック系アイドルのオタクがパーソナルスペースを確保して足を前後しながらステップするダンス(カトちゃんが演じるヨッパライをイメージしてもらえれば)で、正直邪魔だし「お前のダンス見に来てるんじゃねーよ!」って思うことがあります。

アイドルがステージから降りてきてオタクを煽る
コレ正直いつも緊張してますよ。知らんアイドルだと恐怖でしかないですよ。

オタ芸してるオタクがいない
よくテレビで紹介されてるオタクがキンブレ(光る棒)をくるくる回しながら踊ってるやつ、あんなの居たら邪魔で仕方がないし実際自分が行ってる現場にはキンブレ振ってるオタクはいるけどアレ持ってテレビで見るようなダンスしてるやつは居ない。あれはダンスの種類の一種として世の中に浸透してるだけだと思うんだなあ。

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↑こういうオタクは現場にいない。

いよいよ次回は後編(物販編)です。