【人生の笑点】①
【人生の笑点】①
高原亜紀さんとクラブハウスでお話ししました。
今日は何やってたの〜という話から、インド哲学の話しになってしまいました。
悩みを抱えている人は多いけど、神の啓示が入るのは、嘆き切っている人なのかなというはなしになって。
嘆き切る。
どうしようもなく足掻いて足掻いて、足掻き疲れてその先に、ふっと湧いてくる。
海やプールで溺れる人も同じ。
もがけばもがくほど、焦りまくるし、手足は疲れ、水をガブガブのむし、どんどんしずんでいく。
ラーダナータ・スワミというアメリカ人の聖者は、かつてインドのヤムナ川とガンジス川の交わる辺りで沐浴してたところ、つい出来心で奥まで泳いでしまったわけだ。
そしたら早い流れに囚われてしまって、岸から離れるから一生懸命泳ぐ。岸からどんどん離れる。
うわ、もう、腕パンパン、足パンパン、し、沈む・・
その時、川に小さな釣り船が。おじいちゃんがこっち見てる。
スワミは力の限り助けてーって叫ぶ。
ところが
おじいちゃんは、ニコーッと笑って、ただ手をぷらぷらするだけ。
助けてくれない。
スワミ、絶望して川の中にぶくぶく。
力が抜けた瞬間、あれ、あのおじいちゃん言いたかったことって、『逆らうな』ってことだったんじゃないか?
って思えた。
そのとき、力が抜けて体がふわっと浮いて、川の流れに身を任せたら
岸に運んでくれたのでした。
溺れることなく命が助かったのです。
極限状態の話をしてますけど
普通の日常でもありそうですね。
わざわざ溺れてもがき苦しむより
ふっと
力を抜いて、流れに任せる
それが宇宙とつながる道かもしれませんよね。
カチコチで沈むより
ユルユルで浮かぶ
今日思ったデビちゃんの独り言。
#心の準備 #バガヴァッドギーター#ショートエッセイ#人生の笑点
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