私のこと

これまでに訪れた国は22カ国。その中で長く暮らしたのはインドに6年、オーストラリア4年、イタリア4ヶ月。日本国内だと足を踏み入れたことのないのは岩手と秋田だけ。日本最西端の島「与那国」にも数ヶ月暮らしました。今になって思えば、「ここで死んでも良い」って心底思える土地を探し求めていたのだと思います。

そして、(急に話が飛びますが)それが、岐阜県の郡上八幡だったのです。

2022年2月の時点ではまだ現在進行形で、引っ越しの時を待っている状態ですが、街中を流れる川、そこに暮らす人びと、周囲の環境、どれを取ってみても、今の私にとってパーフェクトだったんですね。

引っ越してもすぐに海外に出る予定をしていて、相変わらず旅人であることには変わりないけれど、<ここ>があることで、何というか、ものすごく自由を感じられるんです。

夏には夜中じゅう踊り狂う「八幡踊り」があるそうです。先日訪れた時に、家の前をお掃除していたおばさんに「やっぱりみなさん踊られます?」って尋ねたら、「私たちは踊りません。」ってお答えだったので、「ん?」って思ったら、観光の方が帰られてから、踊るんですって!

「移住者でもお仲間に加えていただけますか?」って言ったら、無言の微笑みが返ってきたんですが、まずは「夜通し踊れるか?」ってことかもしれませんね。

「空」を愛するからこそ、踊り、歌う、祝祭のアートを大切にしたいです。


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