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ワタシの子どもをウェルカムする

私たちが、「ワタシの子ども」(の部分)に気づくときって、ようく注意してみると、ある特徴があります。

大人の私が何かをしなくてはいけないとわかっている時に、それを先延ばしにしたりする時です。

ダイエットするとあれだけ誓ったのに、スーパーでつい甘いものをつまんでしまう。散歩を義務付けたはずだったのに、カウチに寝転んで空を眺めてしまうーーそうなると、あの心地良いファンタジーの世界がやって来るのは時間の問題です。

税金の申告がまだ済んでいないと言うのに! 大人の私は頭を掻きむしります。

ワタシの子どもも、あなたの子どもも、世の中の小さな子どもたちと同じように、自由でいたいし、子どもにとって楽しいことをしたいのです。大人の楽しみは少し違いますね。大人の私は、難しいことにチャレンジしたり、自分が身につけてきた能力を試せるような仕事上の責任を果たすことだったりします。そして、それは子どもにとっては面白くも何ともないことなんですね。

だからワタシの子供が「アイスクリーム!」って叫ぶとき、注意深く見守ると、本当にアイスが欲しいわけではなく、言わばかんしゃくを起こしているんだなって見守るようにしています。

そんなふうに、まずはワタシの子どもをウェルカムしてみると、何かのために散歩やダイエットをするのではなく、ただ散歩を楽しもうとか、お腹が空いたら食べるとか、そういったことができるようになってきます。

子どもはテーブルの上にありとあらゆる食事を並べて、そのまま勝手にさせておくと、自分が必要なものを、必要なだけ食べるそうです。これ、ある科学者たちの実験結果として出ているんですよね! 

そうすると、やるべきことが進まないと言って途方に暮れるよりも、ワタシの子どもの、元気で、クリエイティブで、太陽のように輝くエッセンスを、上手に生かして行けるんです。

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