おはようにゃんこ12:野生の眼力

画像1 時々朝散歩に出かける公園には緑生い茂る小高い山があり、麓や中腹では数か所に分散してさくら猫たちがグループで暮らす。それぞれの場所で世話人から毎日食事をもらいながら元気に生きている。
画像2 ほとんどの猫は人間に対して警戒心を緩めることはなく、食事をもらえる時にだけ近づいてくる。一定の距離を決して崩さない。中には餌を見せても逃げていく仔もいる。
画像3 そうした中で時々はっとするような美しい瞳の猫に出会う。この猫はまだ若く好奇心旺盛で、群れずにいつも単独行動を取っている。そういう猫は大抵警戒心が強いが、この仔にはそれがまったくない。この至近距離でカメラを向けてもまったく動じない。
画像4 数回出会っただけだが、向こうからにゃあにゃあと鳴きながら近づいてくる。以前餌を貰ったことを覚えているのだろうか、カリカリをあげるとすぐに走り寄ってきて目の前でもりもり食べ始める。触っても驚かない。こういうことは稀だ。
画像5 クールで美しい眼。野生の証し。食べ終わると再び深い森の中へとさっそうと走り去っていった。
画像6 この仔がいる森。この中にたくさんのさくら猫が暮らしている。この山の斜面を自在に駆けずり回って生きている。

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