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マネージャー業務紹介:➂動画の撮影、編集、共有

 こんにちは、少しご無沙汰してしまいました。Technicolorチームスタッフのもかです。マネージャー業務紹介の第3弾をお届けします。第1弾、第2弾を投稿した後に同じマネージャーとしてチームを支える後輩から、連絡を貰いました。彼女たちの手助けになればいいなと思ったし、これから情報交換をしてマネージャーという立場を一緒に確立していきたいです!敵チームであってもチームを支える立場で頑張っている仲間はあまり敵対視できません…。良い仲間に出会えたなと思います!

 さぁ、今回は動画の撮影、編集、共有をご紹介します。色んなチームが取り入れていると思います。動画の撮影、編集、共有と言っても方法も様々なので、私なりのやり方やポイントをご紹介します。

U24_ビデオ④

1. 動画の撮影

 いきなりですが、皆さんに質問です。アルティメットの練習や試合の動画を撮影するときに気にしていることは何ですか?特に気にしないで撮っている人も少なくはないと思います。チームや撮影者や、撮影に用いる機械によって撮影方法はさまざまですよね。編集や共有方法によっても撮影方法の違いが出てくるかもしれません。ビデオカメラやiPhoneと撮影に使う機械に関係なく私が特に気にしているのは3つです!

1)太陽を背にする
 私が一番気にしているのはこれ、「逆光を避ける」と言うことです。逆光で撮影したときの動画はかなり見づらいです。河川敷では高低差を旨く利用すれば、コートを上から除くような角度で撮影できるので逆光の心配はありません。プレーしている選手と同じ高さで撮影するときは特に気をつけています。また、ナイター照明付きのグランドで撮影する際も同様です。ナイターの場合は様々な方向から照明で照らされているので至難の業です。わたしは上手に撮影する方が難しいと思っています…!


2)選手が見たい目線で撮る
 逆光の次に気をつけているポイントは選手目線です。マネージャーの業務においていつも選手ファーストであるのは変わりないのですが、選手が動画を見返すときのことを考えて撮影します。やはり、河川敷での練習は土手に上がってコート全体を見下ろす視線で撮影する方がニーズが高いです。選手によっては、選手目線、つまり同じ高さで撮影しないと思い出せない…なんて方もいるので、自分のチームの選手のニーズに合わせてみてください!


3)コールの内容を発言する
 動画を撮影している際に、喋る派と喋らない派がいますが、私は圧倒的喋らない派です。自分のアルティメット偏差値が低いことから動画撮影中に何かを発言するのは恐れ多く怖いと思って声が出ません(笑) そんな私でもなるべく話すようにしていること、それは「コール」です。あくまで客観的に見た内容しか伝えられませんが、ビデオ画面内の選手が一人でもハンドサインをしていたらそのコールを発言し、音声でビデオ内に残すようにしています。ハンドサインもなく、プレーが中断した場合は客観的に見て考えられるコールを言葉で残すか、試合終了後には当事者に聞いて、コール内容やなぜその状況が起こったのかなどを聞いて個人的にメモも取っています。ハンドサインが少なく判断が困難な場合は、「ハンドサインが無いので分かりません」と正直に発言しています。もともとは自分がルールに興味があり、理解を深めたいという想いで始めましたが、これを残すことでチーム全体でハンドサインへの意識も高まるのでお勧めです!

2.編集方法

 動画の編集ソフトは主に2種類を使っています。ビデオカメラで撮影した際はWindows版ソフトSONYのPlayMemoriesを使用しています。(どうやら3月末でダウンロードは終了したらしい…)動画の編集はオフラインでも出来るので、U24ウィメンでの活動中は午前中に撮影した動画は、グランドでお昼休みに編集していました。また、iPhoneで撮影した際はiMovieを使用しています。
 得点は得点時と、次のターンが始まる最初に発言していますが、ホワイトボードやメモに直接書いて、ターンが始まるときに表示したりとその時々で様々です。余裕があったら直接動画に得点やそれに絡んだ選手を表示したりできたら良いのですがそこまでは手が回りません…。今年は自分に少し余裕ができたので挑戦してみようと思います!また、知り合いが制作しているアルティメットのスコアボードアプリ「Sports Board for Ultimate」もおすすめです!時間の計測や得点、TOなどを記録できます!こちらのアプリはマネージャー業務ではかなり重宝しているので後日別でnoteを投稿させてもらいます!

3.共有方法

 Technicolorでの動画の共有方法はYouTubeです。代表活動でも同様、YouTubeを使用していました。チームで1つGoogleアカウントを持っているので、そのアカウントにアップロードしています。基本的には限定公開でアップしているので、他のチームに見られることはありません。ただ、URLを共有すればアカウント外の人でも閲覧できるので、場合によっては相手チームに共有もしています。
 また、2019WU24の全ディビジョンで合宿の出欠確認のために使用していたチーム管理アプリTeamHubでも動画のアップロードや共有もできます。このアプリは様々なスポーツに対応していて、アルティメットにも対応し始めました。スケジュールやスコアなどの管理もできるので、チームの運営まるっと1つのアプリにまとめられるので、これもおすすめです。

おわりに

 今回は試合動画の撮り方や編集、共有方法をご紹介しました。今までもチームの業務をいくつかご紹介してきましたが、どれも「私流のやり方」であって「正解」とは限りません。この業務は後輩やけが人などがやるイメージが強く、あまり積極的に動画を撮りたがる人は少ない印象です。ですが、この動画撮影も少し意識を変えれば「チームのために貢献できること」の一つです。チームに貢献するのは「プレー」だけではありません。怪我や今の情勢でプレーができないことに悶々としてしまうのもわかります。でも、そんなときだからこそ「チームのために自分ができること」を考えてみてはいかがでしょうか?
 これからもいろんな角度からチームへの貢献を考えて発信していきたいと思います!

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