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フランス・ピレネー旅行記①カルカソンヌ

夏休みを利用して、8月下旬〜9月初旬にパリ発、トゥールーズ経由で南フランスのピレネー山脈+城塞都市カルカソンヌを訪れる旅行に行ってきました。

お金を節約すべく自力での移動(電車とレンタカー)と宿探し(基本Airbnb)をして、あちこち移動して楽しかったのですが色々下調べも必要だったので、今後ピレネーエリアを旅行する人の参考になればと思い、旅の記録を書いていきたいと思います。

※この記事を書いている人は、英語→そこそこ話せる、フランス語→少し話せるレベルです。英語もフランス語も無理な場合、個人的には自力で旅行は難しいと思いました。
※各種料金や所要時間は、時期によって異なると思いますのであくまで参考程度で考えてください。

主な目的地:ピック・デュ・ミディ天文台、ガヴァルニー大圏谷、ゴーブ湖、ツール・ド・フランス観戦、カルカソンヌ、トゥールーズ

1日目
パリ→トゥールーズ→カルカソンヌ

パリからトゥールーズまではOuigoという廉価版TGVの電車で4時間くらいかけて行きました。料金が一人25ユーロほどと安くて驚きでした。

Toulouse Matabieu駅に到着後、同駅から出ているカルカソンヌ行きの電車に乗り替え、40分ほどでカルカソンヌへ到着しました。この電車は1時間に1本ほど運行していました。どちらの電車も事前にSNCF(フランス国鉄)のサイトで予約しました。余談ですが、このSNCFのサイト、とても使い勝手が悪いので改善してくれたらいいなぁ...。

午後3時過ぎにカルカソンヌに到着後、Airbnbのチェックインを済ませ、シテと呼ばれる城塞都市カルカソンヌに向かいました。駅からシテまでが少し距離があるので、その中間あたりに部屋を取ったので結果的に移動が徒歩で済んで楽でした。

カルカソンヌは、有名ボードゲームのカルカソンヌが好きなのと、実はフランス国内ではモンサンミッシェルに次ぐ観光地らしく、世界遺産に登録されています。「カルカソンヌを見ずして死ぬな」という言葉もあるということで、この機会に立ち寄ることにしました。

※ちなみにこの「カルカソンヌを見ずして死ぬな」をいう言葉、どういう起源なんだろうと調べたところ、19世紀のシャンソン歌手Gustave Nadaudの、その名も「カルカソンヌ」というシャンソンから来ているようです。カルカソンヌをまだ見たことがない年老いた男が、見て死ねたらどんなに幸福か!と願う感じの歌詞みたいですが、歌では結局この男はカルカソンヌを見ずに死んでいる(!)ようです...

シテの外観はまさにカルカソンヌの箱に描いてある城壁そのままで、感動しました。モンサンミッシェルのような、ドラクエのような中世の城塞の雰囲気が好きな人には刺さると思います。

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城壁の上を歩くのと、シテの中を軽く散策するのは数時間でできました。途中立ち寄った大聖堂はステンドグラスがとても綺麗だったでのでステンドグラス好きな人にはおすすめしたいです。

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シテの近くの橋の上から見る城塞も全体が見えて良かったです。夜のライトアップも雰囲気がありました。

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この日はカルカソンヌに宿泊し、翌朝に電車でトゥールーズまで戻りました。

カルカソンヌまでの行き方や見所については、こちらのサイトなどを参考にしました↓

次の記事では、トゥールーズから今回のメイン目的地の一つ、ピック・デュ・ミディ天文台とその周辺について書きたいと思います。

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