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AIと執筆「章についての考え方」

ChatGPTに「章」というものを理解させるのは難しい。どんな小説にも、それぞれ物語に合った章が作られる。AIはそれを初めから「一般的な」と言って作ろうとする。

ChatGPT「章を決める前に、まずは物語の全体的な構成を考えることが重要です。以下に、一般的な推理小説の構成を紹介します。
1.犯罪の発生
2.主人公の登場
3.証拠の収集や証言の聞き取りなどの調査
4.犯人候補の列挙やアリバイの確認
5.新たな証拠の発見や犯人候補の絞り込み
6.証拠が揃い、犯人が特定される
7.犯人の逮捕
8.解決後のエピローグ
この構成に基づいて、各章を考えると良いでしょう。例えば、第1章は犯罪の発生や事件の背景を描写することができます。第2章では主人公の登場や、事件に関する情報を集めることができます。第3章では、証拠の収集や証言の聞き取りなどの調査に焦点を当てることができます。
それぞれの章で、事件の進展に合わせて緊張感を高めることが重要です。また、登場人物のキャラクターや人間関係を丁寧に描写することも、物語に深みを与えることができます。このように、推理小説を書く上で大切なのは、物語の全体像を把握し、読者を引き込む展開を作り上げることです。」

そこで私は連続殺人事件で5人が被害者になるという筋書きを用意していると告げる。すると、

ChatGPT「連続殺人事件の場合、事件の背景や犯人のモチベーション、被害者の関係性などによって、物語の展開が異なってくるため、一概にどのように章を決めるべきかは言えませんが、一例を紹介します。
第1章:最初の殺人事件が起こる。被害者や事件の現場を描写することで、事件の概要を明らかにする。
第2章:主人公が事件に関わる。警察や捜査官などの登場人物の紹介をしながら、状況把握や証拠の収集が進む。
第3章:第2の事件が発生。前回の事件との共通点や違いを見出し、犯人像を探る。
第4章:被害者の関係者や目撃者からの聞き取り調査が行われ、新たな証拠が明らかになる。
第5章:犯人像が絞り込まれる。主人公は、犯人との対決に備える。
第6章:最後の事件が発生。主人公が犯人と対峙し、犯人の正体が明らかになる。
第7章:事件の真相が明らかになり、主人公が犯人を逮捕する。
第8章:事件後の世界や登場人物のその後が描かれるエピローグ。
ただし、章立ては物語の進展に合わせて変更することもできますので、物語の展開に合わせて柔軟に章を調整することをお勧めします。」

被害者を5人と指定しているのに、何故か3人しか殺されない。柔軟に調整しろと言いながら、かなり限定してくるのは、これが「一例」であり、それ以外の「一例」を持たないためではないかと思われる。
更に私は「クローズド・サークル」ものにしたいと提案する。すると、AIは別の「一例」をまた、何処からか呼び出した。

ChatGPT「クローズド・サークルものでは、狭い空間に閉じ込められた登場人物たちの中で殺人事件が起こるという設定が一般的です。そのため、第一の殺人が起こるのは、登場人物が出揃ってからの方が物語を盛り上げる効果があります。
以下は、クローズド・サークルものにおける例の章立てです。
プロローグ:物語の背景や設定を説明する。
第1章:登場人物が揃う。場所や時間の設定、登場人物たちのキャラクター性格の紹介。
第2章:事件が起こる前の状況を描写する。登場人物たちの関係性や、事件への伏線を張る。
第3章:第一の殺人事件が起こる。状況や証拠を描写することで、事件の概要を明らかにする。
第4章:主人公が事件に関わる。警察や捜査官などの登場人物の紹介をしながら、状況把握や証拠の収集が進む。
第5章:被害者や容疑者たちのアリバイの確認や、証拠品の検査が進む。
第6章:第二の殺人事件が起こる。前回の事件との共通点や違いを見出し、犯人像を探る。
第7章:主人公が事件の真相に近づき、犯人像が絞り込まれる。
第8章:クライマックス。主人公が犯人と対峙し、犯人の正体が明らかになる。
第9章:事件の真相が明らかになり、主人公が犯人を逮捕する。
エピローグ:事件後の世界や登場人物のその後が描かれる。
ただし、章立ては物語の進展に合わせて変更することもできますので、物語の展開に合わせて柔軟に章を調整することをお勧めします。」

さらに被害者が一人減ったようだ(笑)。
5人というのを強調すると、AIは暴挙にでる。

ChatGPT「序章:事件の発生と探偵役の登場
第1の殺人
第2の殺人
第3の殺人
第4の殺人
第5の殺人
探偵役の調査と歴史の謎の発見
歴史の謎に関する情報収集と証言の調査
歴史の謎に関する事件の推理と解決
最後の殺人
事件の真相に関する解説と探偵役の決意
エピローグ:事件の結末と探偵役の成長」

何を間違えたのか、被害者が6人に増えてしまう。
どうにも、話が噛み合わない。
更に島の設定を付け加えると、細かい内容まで決めてきた。

ChatGPT「
序章:
主人公たちが島に到着し、宿泊施設に案内される。舞台設定や登場人物の紹介が行われる。
第1章:
夕食後、殺人事件が発生する。被害者は宿泊施設の従業員である。
第2章:
被害者の遺体発見後、警察が到着する。主人公たちは警察と協力して事件解決を試みる。
第3章:
警察や主人公たちが、島に隠された過去の謎について調査を開始する。
第4章:
第2の殺人事件が発生する。被害者は島にある細菌兵器研究所の元研究員である。
第5章:
主人公たちは、犯人が研究員に関する何らかの情報を求めていることを突き止める。
第6章:
研究所内で、犯人が島に隠された謎を解き明かそうとしていることが判明する。
第7章:
第3の殺人事件が発生する。被害者は研究所内で働いていた従業員である。
第8章:
犯人の正体が明らかになり、主人公たちは彼らを追跡する。
第9章:
最後の殺人事件が発生する。被害者は犯人自身である。
第10章:
犯人がなぜ自分自身を殺したのか、その謎が解き明かされる。
エピローグ:
物語の結末や未解決の謎についてまとめられる。
この章立てでは、被害者の数は明確には決まっていませんが、物語の展開と繋がるように章立てされています。また、島に隠された歴史についても、第3章以降に織り込んでいるため、物語の全体像がより一層深化することが期待できます。」

非常に独断的なAIである(笑)。
この続きはまた明日。


2023.3.22


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