係長さんといっしょ

書き物する人たちの交流会にいった!
とびきりの思い出をひとつだけ。自己紹介の中で、OL小説を更新しているという話をした時。どんな話ですか?暗い話?ポップな話?と同じテーブルの人たちに聞かれ、えー暗くはない、です、など言葉を紡ぐ中で、「物語には起承転結があるけど、実際、ほとんどの人間の人生にはオチがないんじゃないかと思っている。とくに私のようなOLは。それが苦しくもあるけどたぶん大事なことで、Xで更新するなら長く続けていけると思ってこの題材にした」といった。
そしたら、斜め前に座っていたおじさまが、「人生にはオチがないっていいですね」と一言呟いてくれた。話を読んでみたい、と。

それがとても嬉しかった。
自分がキーワードだと思っていることに、同じようにぴんとくる人がいるってこと。とても嬉しい。

その人は印刷会社の係長さんらしい。
よく、こういう交流会や地域のごみ拾いに参加していて、人との繋がりを求めている感じがあった。
健やかに安らかに過ごされてほしい。

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