わたしの快感

OL小説更新しました!
佳代ちゃんの宣伝グループに、元モデルの新入社員がやってきましたよ。

現実だとなんか足りない足りないってなってしまうのだけれど、やっぱり物語の世界にいると、確実に楽しくて心が満たされるっていう感覚があるな。この快感の密度を知ってしまっているのは大きいのかもしれないね。

で、スマホを置いて布団をかぶって、一度眠りかけたけど、

P.S.
わたしは人間が思い切り人生を楽しむこと、どこかへ行ったり目標を持ったり人と繋がったり何かを作ったり食べたり嬉しいことを企画すること、にずっと一抹の虚無感というか、悲しい想像みたいなものをもって見てしまうくせがあったのかもとふと思った。
それは本当にずうっと胸の内にあるもので、大切に磨かれ続けたひんやりした氷菓子みたいな悲しみ。
…なんだよ、ということにして、心に蔓延するそのムードのとこだけを固めて結晶にしてしまえば、封印することができるかもしれない。
ふだん溶け出さないようにしておけば、きっとわたしは楽しいことを楽しいだけで終わらせられる。そしたらもっと遠くへ行けるのかしら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?