めざせ、温泉卓球! ~音楽で遊ぼう②~
前回のnote で、こんなことを書きました。
スポーツや音楽などのキッカケがあるだけで、
コミュニケーションはグっととりやすくなる。
もし、そうだとしたら、
コミュニケーションをとりやすくするには、どんなスポーツが向いているのでしょうか?
わたしが思い浮かべたのは「温泉卓球」でした。
なぜなら、温泉卓球には
・簡単・シンプル。誰にでも出来る!
・適当にやってても、けっこうサマになる。
・(ラケット置いてたら)つい触りたくなる。
・みんなでワイワイできる。
といった、とっつきやすくて、気軽に遊ぶための要素がテンコ盛りだったからです。
そこでわたしは、温泉卓球が持つこれらの "お手軽な要素" を、音楽にも盛り込めないかな?……と、構想を練るようになりました。
「温泉卓球のような、音楽体験を作ろう!」
いつしかこんな思いが、私のライフワークの「テーマ」になっていたのです。
そしたらなんと。
すでに、ありました(!)
3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」にて『ピンポン・シー』というタイトルで“音が鳴る卓球台”が公開されていたのです。
こうして、私のライフワークは幕を閉じたのでした。
〜 完 〜
というのは冗談ですが、ほんとに驚きました。
居ても立ってもいられず、今年(2019年)のゴールデンウィークに実物を観に行くことに。
その“音で遊べるアート作品”は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島「女木島(めぎじま)」にありました。
見ると、卓球台は「木琴の板」のようなモノを組み合わせて作られており、ピンポン玉が着地するたびに音が鳴るようになっています。
プレイヤーはまさしく、温泉卓球をするかのように、適当にラリーをするだけで
キン・コン・カン ♪
と、音を鳴らすことができるのです。
台の下をのぞいてみると、集音マイクとスピーカーが設置されており、ピンポン球がおりなす「軽めの音」をしっかり補強できるような仕組みも、備えつけられていました。
(これはスゴイ……)
台の回りには常に人だかりが出来ていて、卓球をプレイしている人たちも、それを眺めている人たちも、笑顔・笑顔で、その場を囲っていました。
ーー誰でも楽しめる温泉卓球のような音楽体験が、ここにある。
このことは、なかなかの衝撃であったのと同時に
「こんなことをやってる人がいる」
「そして実際にカタチになっている」
ということを目の当たりにすることで(自分もやれば作れるのかもしれない)ーーといった、漫然とした勇気を得ることができたのでした。
(つづきます)
~ 今回のイイタイコト ~
温泉卓球のように、誰もが気軽に楽しみながら
コミュニケーションがとれちゃう音楽体験は……
作れる!
「#週1note」という企画に参加しています。「週にいちど、みんなでnoteを書いて "発信する習慣" をつけよう!」といった企画です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?