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年賀状と年賀状終いのこと


毎年この時期に時間を費やす年賀状作り。

もう出来上がった人もそうでない人も、今年は何枚出しますか?

今は新年の挨拶をLINEで済ます友達も増え、書く枚数は年々減ってはいるものの、親戚関係はそうもいかず…ですよね。

かと言って届いた年賀状が、印刷された文字のみだと味気なく感じてしまうので、わたしは必ず何かしらのメッセージを書く派、です。

相手のことを思い出しながら何を書こうかと考えていると時間がどんどん過ぎてしまい、書き終えるのはいつも年の瀬ぎりぎり。(念の為に兄弟に確認すると元旦には届いているので郵便局の方、本当にいつもありがとうです)



そんなわたしの頭の中では…

来年はクリスマスまでに書き終える!


そのゆる〜い決意はお約束のように破られ、クリスマの日に年賀状を書くのが定番でした。

なんだかなぁ…



しかし時間のある今年こそは!と先週のうちに必要枚数を買い求め、さっそく差し出しリストが書かれたノートを取り出しました。

そして去年から始めている『年賀状終い』にあたる人の脳内選別作業。

この『年賀状終い』という言葉ができたのはいつ頃かは知りませんが、去年は二人の知り合いに、今回で終わりにすることを書き添えました。

その知り合いの一人は、15年前の職場でアルバイトに来ていた15歳下の女の子、もう一人は高校からの友達です。

この友達とわたしは「親友」にあたる関係。だけどここ半年以上コロナや親の介護もあり、お互いに連絡もとらず、半年前にわたしが仕事を辞めたことも未だに伝えていないひとり。

かと言って伝えていないことを後ろめたいという気持ちは無く、新年のLINEの時にでも伝えよう、ぐらいの気の張らない関係です。

もうひとりの年下の子は、当時学校に通いながらの週末バイトでみんなに可愛がられていた高校生だった子。その子は進路を決める時に大学進学をやめ(担任は大反対)そのまま就職してしまったくらいにその職場が大好きになり、従業員として数年間楽しく働いていました。

やがて結婚が決まり、式もみんなで参列、子供も授かり既にその職場には居ないけど、わたしの前の職場にも毎年会いにきてくれたりと、何年経っても同じ時を過ごした大切な仲間のひとりです。


そして今年の『年賀状終い』の対象がその当時の職場の四人と、去年と同じく高校の同級生、そして幼なじみの計六人。

同じ年の二人は、少し遠くに嫁いだけど会おうと思えば会える距離、けれど敢えて約束してまで会うこともなく年賀状だけは出し合ってました。

ただ、ひとりとは去年ランチに誘われ数年ぶりに会う予定が、コロナのため実現せずそのまま持ち越し。なので「今年こそは!」とメッセージに付け足したのできっと連絡はあるはず!?

そのほかの、元職場関係はひとまわり上の人達や同世代の子、年齢もバラバラだけど先ほどのアルバイトの子も含め、同じく苦楽を共にした人達。

年賀状が届くのは楽しみのひとつだったのでこれで終わりにするのは少しさみしさもあるけど、今でもわたしがその職場に顔を出せば温かく迎えてくれるので、年賀状の役割は終わりにしていいと判断しました。
書かなくなったところで、築いた関係やご縁がなくなることはないと確信しているので!
(つい先日も顔を出したところですが 笑)


そんな訳で今年は全部で19枚、一昔前の半分ほどになりました。

来年はここから6枚減るから、届く枚数もさらに少なく…(泣)


自分で決めておきながらもさみしさを感じる『年賀状終い』。


こんな矛盾な行為は今年で一旦終了です。


そして今日無事に年賀状を書き終えました!
こんなに早く仕上げたのは何年ぶりだろう??

あとは郵便局に持ち込むだけなのに、昨日からの雪で町が真っ白です。
今晩も降る予報との事なので、投函はそのあとになりそうな予感…


今日の積雪と郵便配達のひとの足あと👣


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