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第2回 d.school Starter Kit ワークショップを開催しました

こんにちは。デザイン思考研究室です。

私たちが作成・公開しているd.school Starter Kit 日本語版は、デザイン思考の本場d.schoolのワークショップを手軽に主催・体験できるツールです。

このキットを広く味わっていただくために、弊研究室主催で第2回のワークショップを開催しました!
第1回目の様子はこちら

開催準備

研究室内で主催メンバーを募って開催日を決定した後、noteやTwitterを中心に告知しました。日本時間では平日の開催となりましたが、6名の方にご参加をいただきました!

ちなみに、今この記事を書いている私が第2回のファシリテータを担当したのですが、第1回の時は参加者の一人でした。
前回のワークショップの参加をきっかけにデザイン思考研究室に参加し、今回ファシリテータをさせていただいたわけです。
本キットを使えば、本当に誰でも主催者になれるのです!

当日の様子

いざスタート!

今回もZoomで開催しました。
入室してまずは簡単な自己紹介をチャットしていただいたのですが、なんとシリコンバレーから参加して下さった方もいらっしゃいました!
どこからでも参加できるのがオンライン開催の良いところですね。

ストークで心を灯す

デザイン思考にとりかかる上で頭を切り替えるためのアクティビティとして「ストーク」というものがあります。
本ワークショップではこのストークとアイスブレイクを兼ねて「ぺアワークの相手の似顔絵を一筆書きで描く」というワークを実施します。

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ペアワークではブレイクアウトルーム(Zoom上で仮想の個室を作り出すイメージです)を使うため、ファシリテータをしていた私はペアワーク中の様子は分からなかったのですが、ワーク終了後に参加者の皆さんの表情がとてもほぐれていたのが嬉しかったです!

相手の1日を掘り下げる

本ワークショップのメインコンテンツは、相手の1日の行動を掘り下げて、ネガティブなポイントを改善するためのデザインにトライするというワークです。
シンプルなワークではありますが、デザイン思考のエッセンスが濃縮されたコンテンツとなっています。

個人ワークとペアワークを織り交ぜながら進んでいくのですが、個人ワークでは一捻りされたルールや急かされるようなタイムリミットの中でデザインに取り組む参加者の皆様の様子が印象に残っています。
ペアワークはやはり様子はわかりませんでしたが、時間ギリギリまでブレイクアウトルームに残る参加者の方ばかりで、ワークの盛り上がりを感じていました!

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皆様素敵なデザインができたようです!

ワーク終了後も…

ワークショップのコンテンツが一通り終了した後も、Zoomに残ってデザイン思考について話をしていました。

ワークショップに対する質問やフィードバックをいただけたり、皆様がなぜデザイン思考をどう活用しようとしているか知ることができたりと、短い時間ではありましたが興味深い話が多数展開されました。

ワークショップから繋がりが広がっていくのも良いですね!

終了後の振り返り

事後アンケートでは
・紙とペンだけで学べるところ、オンラインでデザイン思考を教えるヒントがたくさんあったこと
・短い時間で、視野が明るくなるような答え・ヒントを得られたこと」
・デザイン思考について「リフレーミング」の考え方を可視化する「絵にする」ことでブレイクアウトセッションも交えて楽しく学ぶことができました。
などのコメントをいただきました!

私自身もファシリテータであると同時に皆様と一緒に学び直すことができ、とても貴重な経験であったと感じました。
なお、私のように「一度参加しないとワークショップの主催は難しい」なんてことはございません。主催する方向けのヒントも沢山載せておりますので、少しでも興味のある方はd.school Starter Kit 日本語版をご利用ください!

デザイン思考研究室について


デザイン思考研究室は、デザイン思考に関連する情報を発信、交流できるfacebookグループコミュニティです。
本コミュニティにて、d.school Starter Kitの日本語訳、ワークショップの主催を行いました。
その他、デザイン思考に関連する内容の相談や、新しいアイデアの提案/実現、つながり構築などができます。
本ワークショップの開催動画や、感想、振り返りなども展開しています。

ご興味のある方はコチラまで参加申請をお願いします。

(執筆:松井 祐希)