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波に乗って挫折して、30日以上引きこもって、悩み続けた私にあったこと。

前回の記事で書いたように、いつの間にか「こんな体じゃ、この先上手く生きていけない」という一つの考えに囚われて、「もう私が働けるところなんてないかも」「デザイナー辞めた方がいいのか・・?」なんて、悩みの無限ループに入っていました。

なので、書ける範囲で、自分が抱えている悩みを思い切って書き出してみることにしました。(※あくまでも自分の振り返りのため、特定の企業や個人を誹謗中傷を意図するものではありませんので、あしからず。)

同じように悩んでたり、みなさんの何か気づきになれば幸いです😘

(1)執行役員というプレッシャーとの闘い

最初は「初期メンバーだから」という理由しか伝えられなかった。私の執行役員というポジションに与えられた明確なミッションは無かった。だが、会社のカルチャーして役職・肩書関係なくフラットであることを自分も含め大事にしていた一方、時々、そのポジションへの責任を求められたり、振る舞いを指摘されたりすることがあった。その矛盾に頭を抱え、自分でも悪い方に考えて、抱えなくていいプレッシャーもより抱えていた。

👌 良かったこと「自分で在り方を見出せた」
葛藤した末、自分なりに、この会社での「執行役員」の在り方を見出だせた。
執行役員というより初期メンバーだからというのが色濃いが、このポジションを活かして自分にできるのは「カルチャーやスタンスなど、この会社らしさを大事にすること。それを率先して実行すること、社内外に周知すること」だと最終的に思えて、プレッシャーに打ち勝ち、前向きに考えることができた。

🏃 反省点・次に活かすこと「早めに味方をつくる」
社内外にもっと早く、味方を作って置けばよかったと思った。結局、ひとりで頑張ってしまっていて、それに途中で気づいて段々と周りに任せるようにしたのだが、今回は動くのが遅かった。「なるほど、こうやっていけばいいのか」と感覚をつかみ始めた頃には、復帰できないほど力尽きてた。

(2)認識が曖昧なままの関係値

経営や事業戦略などには首を突っ込めなかった。私も自分のできることで手一杯だったので、意見はしてもそこまで首を突っ込む気もなかった。そこは得意な人に任せたい。だが諸事情もあり、上層部のいざこざや人間関係に巻き込まれやすかった。全部耳に入ってくるので気になる。会社が無くなるのは困るし、見て見ぬ振りもできないので、自ら巻き込まれにいってしまうことも多々あった。

👌 良かったこと「なんでもかんでも手を出さなかった」
今度こそは、自分のできることに注力しようと意識していたので、「私の力不足だ…」と思うことはなかった。気になることはたくさんあったが、巻き込まれても「あくまでも自分ができる・またはちょっと背伸びしてできる範囲まで」と割り切って動けていた。(だからこそ、1年持続できたのだと思う。)

🏃 反省点・次に活かすこと「曖昧なままにしない」
上層部と、関係値や立場、相手から求められていること・自分の求めていることをもっと擦り合わせ場が必要だったなと感じた。私からももっと早い段階からハッキリ言ったほうがいいこともたくさんあったと思う。だが、ずるずると曖昧なまま、業務の忙しさに追われてしまっていた。
だからこそ、「自分のやること・やりたいことを明確にしておく大切さ」を痛感した。私はあくまでも雇われているのだから。いろいろ勘違いをしていたな、と思った。

(3)無理してやる、は報われない

仕事内容にとても大きなストレスを抱えていた。「すべき」ことが多かった。いや、多すぎたのだと思う。会社が立ち上げの初期の頃はとくに、会社が潰れてしまうかもと思って、無理してやったこともたくさんあった。だが、特別感謝されることも労われることもなく、この立場だから、まだ初期段階だから、「仕方ない」と自分に言い聞かせていたのが、より自分の心を惨めにしていっていた。

👌 良かったこと「無理は報われないことに気づけた」
無理してやっても、全然報われないことに気づけたことは良かった。「努力」と「無理してやる」のは全然違う。無理してやったことが報われても、嬉しくないのだ。

🏃 反省点・次に活かすこと「ヤバそうな時こそ具体的に計画する」
もちろん無理はしないこと。あと、無理なことをちゃんと周りに伝えること。どうしてもやらざるを得ない時は、しっかりその分の休暇をもらうのを、具体的に日付も決めてから実行する。周りのペースに合わせ過ぎない・周りの当たり前に合わせないの大事。あくまでも自分と周りのペースに折り合いをつけて、相談、計画する。

(4)自分のポリシーを傷つけてた

昔から裏でコソコソされるのが本当に嫌いで、例えそれが戦略だとしても、どうしても私にはいつも許容できなかった。たぶん、私自身がそういうのに気づきやすいし、かといって鈍感にもなれない。今回、それを見ているだけでなく、自分自身もそうすることが多くなっていたので、そうとうストレスになっていたのだと今になって思う。

👌 良かったこと「改めて自分のポリシーに気づけた」
上記で書いたとおりだが、これまでの人生を振り返ると、どうしても譲れない自分のポリシーみたいなものがある。それを妥協した瞬間に、自分がわからなくなって、おかしくなってしまうのだと思う。

🏃 反省点・次に活かすこと「自分の境界線をみつける」
どこからどこまでが嫌なのか?これは許容できるのか、できないのか?もっと自分の「嫌だ」という気持ちを知らないとな、と思った。そうじゃないと、どのぐらい自分にストレスがかかるのかもわからないし、どのぐらい関わり合うのかの判断もつかない。相手にも伝えられない、ということは、自分の逃げ道を失うことにもなる。

最後に

だぶんまだまだあると思います。こうやって書き出してみると、自分の心身が弱いのは、いろいろある要因の中の一つでしかなかったのだと改めて思えました。

「なかなかできない経験ができたんだ!次に活かせるぞ!」と、やっと気持ちが前向きになってきました。ぼちぼち就活や仕事探しを始めようとしているので、こんな私ですが、もしご縁があればよろしくお願いします・・!


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相変わらず道は険しいし楽にならないしカッコ悪いけど、でもそれが私の生き様なんだぜって胸を張って生きたい。



最後まで読んで頂きありがとうございます。頂いたサポートは私の癒やし担当、愛猫シャーロックの胃袋にしっかりおさめます!