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2020年9月の記事一覧

後編|POP UP ACTANT#4 「LIVING LAB FOR SERVICE DESIGN:これからの創造性は『リビング』から生まれる」

日時|2019年11月15日18:00〜20:30 会場|Inspired.Lab スピーカー|エスベン・グロンデル、ピーター・ユリウス(Public Intelligence)、坂井田麻子(東急株式会社) 「リビングラボ」をテーマに開催した第4回POP UP ACTANT。後半は、産学官民連携で、郊外住宅地の再生に取り組むリビングラボ「WISE Living Lab」を運営する東急株式会社の坂井田麻子氏によるプレゼンテーションと、Public Intelligenceのお

前編|POP UP ACTANT#4 「LIVING LAB FOR SERVICE DESIGN:これからの創造性は『リビング』から生まれる」

日時|2019年11月15日18:00〜20:30 会場|Inspired.Lab スピーカー|エスベン・グロンデル、ピーター・ユリウス(Public Intelligence)、坂井田麻子(東急株式会社) 第4回POP UP ACTANTのテーマは、イノベーションを社会に導入するための有効なアプローチのひとつとして注目される「リビングラボ」。今回は、ヘルスケア・イノベーションサービスに取り組むデンマークのPublic Intelligenceとの共催で、ビジネス文脈におけ

後編|POP UP ACTANT#3「SERVICE DESIGN FOR MOBILITY:パターンランゲージでデザインする未来の移動」

日時|2019年7月30日17:30〜20:00 会場|SHIBAURA HOUSE スピーカー|アパー・トゥリ フィンランドより来日したWhimのデザイナー、アパー・トゥリさんをお招きした第3回POP UP ACTANT。後半は、新たなMaaSサービスのアイデアを探るワークショップの模様をお伝えします。 ミニワークショッププレゼンテーションの後には、先に紹介された「パターンランゲージカード」を使用し、マルチモーダルな移動の流れを、参加者とともに実際に考えるミニワークショ

前編|POP UP ACTANT#3「SERVICE DESIGN FOR MOBILITY:パターンランゲージでデザインする未来の移動」

日時|2019年7月30日17:30〜20:00 会場|SHIBAURA HOUSE スピーカー|アパー・トゥリ 世界でいち早くMaaSプラットフォームを実現したフィンランドの「Whim(ウィム)」。このサービスのリード・プロダクトデザイナー、アパー・トゥリさんの来日にあわせ、第3回POP UP ACTANTを開催しました。 MaaSというしくみが登場したことによって、モノやアプリ、情報システムがつながるIoTのような世界観に加えて、空間や場所性がデザインの対象として浮上

後編|POP UP ACTANT#2「SERVICE DESIGN FOR SUSTAINABILITY:みんなが共生していくためのサービスエコシステムのデザイン」

日時|2019年7月4日 18:00〜20:30 会場|Inspired Lab. スピーカー|フランチェスコ・マッツァレッラ博士(ランカスター大学&ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション リサーチフェロー)、イダ・テュラルバシック博士(ラフバラ大学ロンドンキャンパス プログラムダイレクター) 企画協力|玉田桃子(リサーチャー、ラフバラ大学博士課程在籍) 〈サステナビリティ(持続可能性)〉をテーマに開催された第2回POP UP ACTANT。レポート後編となる今回は、サービ

前編|POP UP ACTANT#2「SERVICE DESIGN FOR SUSTAINABILITY:みんなが共生していくためのサービスエコシステムのデザイン」

日時|2019年7月4日 18:00〜20:30 会場|Inspired Lab. スピーカー|フランチェスコ・マッツァレッラ博士(ランカスター大学&ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション リサーチフェロー)、イダ・テュラルバシック博士(ラフバラ大学ロンドンキャンパス プログラムダイレクター) 企画協力|玉田桃子(リサーチャー、ラフバラ大学博士課程在籍) POP UP ACTANT第2回のテーマは、〈サステナビリティ(持続可能性)〉。近年、様々な分野で「サステナブルであるこ

後編|POP UP ACTANT#1「SERVICE DESIGN:モノとサービスをつなぐビジネスの創造」

日時|2019年6月27日 18:00〜20:00 会場|Inspired Lab. スピーカー|武山政直(慶應義塾大学経済学部教授、ACTANT共同設立者) サービスデザインの観点から現代の製造業の構造転換を捉える、武山政直教授によるPOP UP ACTANT初回のレクチャー。レポート後編をお伝えします。 サービスを実現するエコシステムをつくる新たな事業やソリューションの機会を見出した後は、それをどんな仕組みで共創し、実現するかというフェーズに移ります。ここで、カフェの

前編|POP UP ACTANT#1「SERVICE DESIGN:モノとサービスをつなぐビジネスの創造」

日時|2019年6月27日 18:00〜20:00 会場|Inspired Lab. スピーカー|武山政直(慶應義塾大学経済学部教授、ACTANT共同設立者) 本レポートでは、POP UP ACTANT第1回で実施した、弊社メンバー武山政直教授によるレクチャーの模様を前後編に分けてお伝えしていきます。 今回取り上げたキーワードは、〈モノ〉と〈サービス〉。どちらもなじみ深い言葉ですが、IoTやAIが身近なものになってきた今日のビジネスシーンにおいて、その意味合いは大きく変わ

SERVICE DESIGN GLOBAL CONFERENCE 2018

今年で11回目を迎えるService Design Global Conference 2018。今回の開催地は、ギネスビールのふるさとダブリンでした。ACTANTからは武山教授が全日程に参加し、帰国後のACTANT FRIDAYで、さっそく今年の動向をメンバーと共有しました。こちらのブログでも、その主なトピックをお伝えしたいと思います! 10/10 – Members DayゲストにThe Interaction Design Association (IxDA)会長のA

4/4|OPEN LIVING LAB DAYS 2017 に参加しました

最終日となる4日目も、サービスデザイントラックから、2つのワークショップに参加しました。 リサーチメソッドの組み立て1つ目は、“Future of LL Research”と題されたワークショップ。オーガナイザーはimec Living LabのDimitri氏です。去年も彼のワークショップに参加しプレゼンでものすごく噛んだという苦い思い出があるのですが、確かiMindsに所属していたはず……と思って調べてみると、iMindsは昨年末にimecと合併していたようです。インタ

3/4|OPEN LIVING LAB DAYS 2017 に参加しました

3日目からは会場をKrakow Tech Park(KTP)に移してワークショップが行われました。KTPは街の中心部よりさらに離れたKraków Special Economic Zoneと呼ばれる、様々な企業が集まるクラクフのイノベーションの中心的エリアに位置します。 最初に、ENoLLプレジデントのTujaとKTPのプレジデントからのイントロダクションがあり、1、2日目の様子をまとめたビデオを流して会場を沸かせました(昨年はカンファレンス終了後にwebにアップされていた

2/4|OPEN LIVING LAB DAYS 2017 に参加しました

2日目はKEYNOTEから始まりました。トピックは“Open Science, Open Innovation, Living Labs; the innovation helix pillars”。 オープンイノベーションを中心テーマに、SMEsやオープンデータ、オープンサイエンスとオープンイノベーションの関係性、大学とリビングラボの関係、ニュートラルユーティリティ、そしてデータユースに関してなど、様々なプレゼンテーションがありました。 European Commissi

1/4|OPEN LIVING LAB DAYS 2017 に参加しました

昨年に続き、リビングラボのカンファレンスであるOpen Living Lab Days 2017(8月29日-9月1日)に参加してきました! 今回も、その4日間の内容をレポートしていきたいと思います。(昨年の模様はこちらを参照) 今年の開催都市、クラクフについて本年のホストを務めたのは、ポーランド第二の都市クラクフ(Krakow)にあるKrakow Tech Parkです。このKrakow Tech Parkと、市内の大きな大学Jagiellonian University

4/4|『サービスデザインの教科書』刊行トークイベント

『サービスデザインの教科書』(NTT出版) 刊行記念 〈競争〉から、〈共創〉へ 武山政直 × 石川俊祐 トークイベント 日時|2017年11月1日19:15~20:45  会場|青山ブックセンター本店 小教室 対談|武山正直×石川俊祐<質疑応答>ストレスを逆手にとるサービス質問者1|サービスの本質は、「人のために能力を使うこと」だというお話がありましたが、その場合、ポジティブな快さや楽しさだけでなく、苦痛となる場合もあるのではないかと思いました。もし、そのような事例があれば