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ママ個人事業主を応援したいワケ

子育て中のママでもできる!
育児と仕事を両立できる!
子供との時間を大切にしながら働ける!

こんな感じのキャッチコピーで、ママ向け在宅ワークの講座とかをよく目にします。

私も、デザインの仕事を始める時は、ママ向けのWebデザイナー講座を受講したし、実際在宅で働けるメリットはものすご〜〜〜く感じているから、今のこの働き方は私のライフスタイルに合っていると感じています。

ただ……

ふと思ったことがあります。

なぜ「ママ」だけが、こんなふうに働き方を試行錯誤しなきゃいけないのかな?

…ということ。

「パパも仕事ばっかりしてないで、もっと早く帰ってきて家のことやってよ!」とか、そういう文句が言いたいわけではないんです。

むしろ私は、メインで稼いでくれている夫にはとても感謝しているし、家族を養うだけの仕事を担うことの苦労も計り知れないから、その点では女性も男性も等しく大変だと思います。

ただ、今の世の中の動向を見ると、「働きたい」と思っても、仕事のアクセルを全開で踏み続けることが難しく、一時停止をしたり、徐行で進まなきゃいけない場面が出てくるのは、女性。

男性は、ひたすら仕事アクセル全開で進んでも、特に何も言われない。それを見ていると、少しだけ羨ましいと思ってしまうのです。

まあ、男性は少しアクセル緩めて家族との時間が欲しい…っていう人も多いから、無いものねだりなんですけどね。

仕事と家庭について、男性特有のお悩みをあまり聞いたことがないから、ぜひとも聞いてみたいと思ってます。



出産、育児、子供の体調や用事、家事…
そういう仕事以外の大切なことがあるから、その時々で最善だと思う働き方の選択をする。

柔軟に対応できることが女性の強みでもあるし、家にいながら自分の力で収入を得る力をつけることは、長い目で見たら圧倒的プラスです。

ただ、まだまだ日本は、いろんなことを女性に求めすぎではないか…とも思うのです。

今ハマっている、朝ドラの「虎に翼」の中でこんなセリフが出てきました。

結婚しなければ半人前。
結婚すれば弁護士の仕事も家のことも満点を求められる。
絶対満点なんて取れないのに。

ドラマで描かれている昭和の時代と令和の今は違います。
でも、「70年以上、何にも変わってないんだな…」と感じる側面もあります。

ほんと、変わってない。

変わってないけど、変えるためには、少しずつ現状を打破することをしていかなければならない。

だから私は、女性の個人事業主さんを応援したいな…と思っています。



ママが子育てをしながら、自分の力で稼ぐ力を身につけることは簡単なことではないかもしれません。

でも、「成功事例」がたくさん出てくれば、それはいつか普通の選択肢の一つになるし、それが普通になったら、10年後、20年後の女性を取り巻く環境は、もっともっと生きやすいものになると思うから。

一人じゃ手が足りなくて断念してしまったり、家庭との両立が忙しすぎて諦めてしまう人がいては、本当に本当に、もったいないと思うのです。

簡単じゃないなら、協力してやればいいじゃない。
ママ個人事業主が、あともう一段階上に登りたいと思った時に、頼れる存在でありたい。


あなたじゃなくてもできる仕事は、私がやる。
だからあなたには、あなたにしかできない仕事をしてほしい。

そういう気持ちで、これからもサポートしていきたいと思っています。









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