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自己紹介

2017年10月よりパラオ国際サンゴ礁センター(パラオ水族館)で働くデザイナーです。日本の広告制作会社に約8年→アフリカのボツワナ国立博物館制作部で約3年→パラオに流れ着きました。

日本での広告の仕事を続けるうちに不必要に多くの物やサービスを売る仕事の先に良い未来が描けなくなりました。もっとデザインという技術を世の中のためになるような使い方ができないかと思った時に、JICAボランティアでアフリカのボツワナ共和国の国立博物館で展示・広報・宣伝関係のデザインの要請が出ていたので応募。任期満了後はパラオ国際サンゴ礁センターで同様の内容の短期ボランティアの要請が出ていたので応募し、満了後にそのまま現地職員として残りました。

ボツワナ国立博物館とパラオ国際サンゴ礁センターはいずれもモノを売る仕事ではなく、
1)楽しく・わかりやすく、難しい学術的内容や文化を子供に伝える
2)研究結果をわかりやすく紐解き、一般の人々が公正で将来を見据えた決定をできるようにすること
3)活動内容を出資団体や政治的指導者にわかりやすく伝え継続的に資金を調達できるようにすること
などが主な任務になっています。

パラオ国際サンゴ礁センターはサンゴ礁と海洋の研究・教育・啓発活動を行なっている半官・半民の非営利団体で、観光でパラオに来られたかたはパラオ水族館という名前の方をご存知かもしれません。
水族館内のインフォメーション・グラフィックスやインタラクティブな展示制作、教育部のスタッフが使う教材の制作や動画制作をしています。まだまだ、わかりやすい見本が存在しない案件も多い中で、どうしたらもっと簡単に楽しく伝わるかを日々模索しています。

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