夏休み家族会議 [※議事録テンプレートあり]
子どもたちの夏休みが始まってもうすぐ2週間。
今日で7月も最終日です。
始まる前は「夏休み、嫌だな〜」とかネガティブなことばかり口にしてしまっていたけれど、思い返せば、私が子どものときは「夏休み、何をしようかな?」とワクワクに溢れていました。
子どもたちが楽しみにしていた夏休みにケチをつける嫌な大人になっていたなと心改め、現在、子どもたちの夏休みを全力サポート中です。
今年は下の子も小学生に上がったので、例年とまた違うリズムの夏休みになりそうです。(宿題とか宿題とか宿題とか…)
そんなこともあり、夏休みが始まったタイミングで図書館で見つけた本『子どもから話したくなる「かぞくかいぎ」の秘密』に触発されて家族会議をしてみました。
本書は、家族会議をしているリアルなご家庭がどのようなことを話し合っているのかの実例がしっかり見える1冊になっています。
読了後、我が家のことを振り返ってみると、対話ではなく、一方的に想いを伝えて終わりになってしまっているかも…!という気づきがありました。
キーワードは「ほんの10分だけ。」
子どもたちの意見や想いに耳を傾け、一緒にその話題について考える時間をもちたいと思いました。
夏休み家族会議で話した3つのこと
我が家の夏休み家族会議では
1.やるべきこと
2.やってほしいこと
3.やりたいこと
この3つのことを子どもたちと考えました。
それぞれ具体的に書いていきますね!
1.やるべきこと
子どもたちに「やるべきことって何だと思う?」と聞いて返ってきた答えは、声をそろえて「「宿題」」でした。
定番の方法ですが、まずは見える化するために、すべての宿題と量を書き出しました。
例えば、夏休みの問題集はページ数があるため、1日何ページを目安にやればいいか見えてきます。
自由研究だったらレポートの見出し単位に細分化して「動機」「実験方法」「予想」「実験」「結果」「考察」「感想」というふうに考えるとどのぐらいの期間を要するのかを考えます。
夏休みの宿題というと、
● 前半に全力で頑張って宿題を終わらせる子
● 計画的にコツコツ頑張って宿題をする子
● 夏休み最終日に泣きながら宿題をする子
いろいろなパターンの子がいるかな?と思います。
私は計画をバッチリ立てるものの、計画倒れしながら何とかやり通すタイプでした。
それも夏休みのいい経験です。
子どもたちも試行錯誤しながら頑張って乗り切ってほしいなと思っています。
2.やってほしいこと
次に「やってほしいこと」について話し合いました。
子どもたちが示したやるべきことは「宿題」一択だったので、私自身が子どもたちに夏休みやってほしいと思った早寝早起き、お手伝い、お片づけを提案しました。
▼ 早寝早起き
『乱れがち 生活リズム 夏休み』――俳句?標語?風に書いてみましたが、明日も休みだから…とついつい油断して朝寝坊、そして夜が眠れなくなるという負のループに陥りそうになる夏休み。
子どもたちと話し合い、夏休み中は21時30分就寝、7時30分起床という目標を設定しました。
学校があるときよりも少しだけゆっくりめの起床時間です。
目標を立てたもののついつい夜更かしやお寝坊をしてしまう日も(笑)
8月も引き続き頑張ります!
▼ お手伝い
お手伝いについては過去こんな記事を書いています。
お手伝い=おこづかい制を導入していましたが、夏休み中はおこづかいよりも「ゲーム時間を増やしたい」という要望があり、前日のお手伝いに応じてゲーム時間を延長することにしました。
▼ お片づけ
「明日するから」「まだ途中だから」という理由でやりかけのものがそのままになりがちな夏休み…。
朝、掃除機をかけようと思っても、「え~今?」とクレームが…(笑)
夜寝る前にリセット(片づけ)をしてロボット掃除機に掃除をしてもらう!を目標に家族みんなで協力して頑張っています。
ちなみに最近、発見した片づけスイッチが入る声がけは「10分間で何個片づけられるか勝負だ!」です。
片づいたらいいので、レゴブロック1個も1カウント。小さいゴミを1つ拾っても1カウントというかなりアバウトな勝負です。
でも「786個片づけたよ!」というびっくりするような数字が上がってくるので効果は大きいのではないかと思っています。
夏休み…散らかって発狂しているご家庭はぜひ試してみてください。
我が家は夜だけですが、なんとか片づいています(笑)
3.やりたいこと
最後に夏休み中にやりたこと、行ってみたいことなど、お楽しみについて書き出しました。
ここは一番スルスル出てきて盛り上がる…(笑)
ポイントは「いつするか?」ということ。
予定が決まってないと腰が重いタイプなので、仮でもスケジューリングをしておくのが大切だと思っています。
不思議なことにやりたいことを手帳に書き込むと自然と「じゃあ、自由研究はこの日に実験する!」とか「絵日記は○○をしたら書くね!」とかやるべきことについての道筋も見えてきました。
今年の夏休みはご縁あって『おやこ夏休みてちょう』を活用しており、子どもたちは"自分の手帳"に予定を書き込んだり、日記を書いたりしています。
夏休みのしおりも子どもの学校ではかなり簡素化しており、この手帳の存在はありがいです。
議事録の共有とテンプレートについて
子どもの名前や子どもの小学校ならではの宿題は上から文字を被せていますが、こんな感じで話し合いました。(初めての家族会議なので議事録は私。)
家族会議の時間は15分程度でしたが、夏休みついて家族で共有し合うことができ、よいスタートが切れたように思います。
今回、話し合いに使ったテンプレートは有料記事にてPDFファイルを配布しています。
「やるべきこと」「やってほしいこと」「やりたいこと」の3つの項目を自由に書き込めるタイプも準備しています。
例えば「宿題」「生活」「遊び」の項目にしてもいいと思います。
各家庭の使いやすいようにアレンジして活用してみてください。
本当は夏休みに入る前に配信したかったのですが、日々バタバタで…という言い訳をしておきます(笑)
さて、明日から8月です!
今できていること、これからしないといけないこと、そして夏休み中にやりたいことなど、家族みんなで話し合って、ぜひ有意義な夏休みを過ごしましょう!
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます! これからも読んでよかったと思える記事が書けるようさらに精進してまいります!