AoE2:DE攻略#13 攻めがハイリターンで守りがローリスクという誤解

AoE2:DE を始めて1年、Warzoneレートで3000を超えたので書きます。
訂正等あればコメントください。

攻め≠ハイリターン、守り≠ローリスク

「攻めた方が強い」は、攻めた先に大きなリターンが待っているわけではないです。
「対面が強い人だから籠る」は、守る方がリスクが少ないわけではないです。
まずはこの考え方を変える必要があります。

例えばフランクが勝負を決定できる状況は、内政力を生かした早めの帝王から騎士道による研究速度アップを生かして近衛騎士で突っ込む事です。
これが明確な勝利目標なので、この目標にアプローチする事がリターンになります。
つまり、内政を拡大する事がリターンです。
いくら斥候や騎士で攻めたところで、帝王に入るのが遅れたり内政を捨てているならそれはリターンとは言い難いです。

では、フランクにとってリスクとは何でしょうか。
それは当然ながら、内政を拡大できないというのがリスクになりますよね。
では、どんな状況で内政を拡大できなくなるのでしょうか。
それは、攻められる可能性のある状況です。
ここで注意しておきたいのは、攻められた時 ではなく 攻められる可能性のある状況 がリスクであるという点です。
攻められる可能性がない状況を想像すると理解しやすいでしょう。
相手が絶対に攻めてこないなら囲いの必要もなければ兵を出す必要もありません。町の中心もどんどん増設できます。

さて、リターンについては理解してもらえたでしょうか。
リスクについては理解しにくい部分だと思うので、さらに考えていきましょう。

ローリスクとリスクヘッジ

全囲いをローリスクと考える方が多いですが、これはあくまでリスクヘッジです。
攻められるような状況に対して、ダメージを最小化するための対策です。

ではローリスクが何なのかというと、攻められる可能性をそもそも下げてしまう事になります。
つまり、相手の軍を削る、もしくは相手の軍が自陣に留まる必要があるという状況です。
これがいわゆるマップコントロールです。
相手の軍が自由に出歩けない状況を作る事が、結果的にローリスクを生んでいるのです。

つまり攻め=ローリスク

という事ですよね。
ただ、愚直に攻めればいいという訳でもないのがこのゲームの難しいところで、既にマップコントロールを取られている状況=ハイリスクで攻める事は、リスクヘッジの観点からよろしくないです。
籠り弓をしていた方が、ハイリスクな状況でもダメージを最小限に抑えることができます。

第一に状況をローリスクにする、第二にハイリスクになってしまったらリスクヘッジをする。そういうことですね。

この話は戦術決定の指針につながるので、改めて書き残しておきます。

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