AoE2DE攻略 全般#14 上達ロードマップ

aoe2を始めて1年です。
Warzoneレート3000・1v1レート1600まで上げたので、ここに至るまでに何をしたかを紹介します。
初心者ガイドは数あれど、初心者が中級者になるためのガイドはほぼ見つからないので、おそらくこれが20年の歴史における初めての中級者ガイドです。

上達ロードマップ#1 操作量を上げる

AoE2を始めてからレート3000に至るまで様々な人を見てきましたが、総じて言えるのは「細かい操作を諦めている」ことです。

よく見る例は、「内政してるから斥候すぐに動かせないよ~」って言う人です。
後衛斥候で最初に生産した斥候と初期斥候の2体で荒らしにいき、追加で送ってきた斥候を加えながら荒らし続けるなど、実現できれば強い動きなのに操作量を取られるから試みもしないという例です。

また、伐採や苺を収穫する農民一人ひとりに予約を入れて次に収穫する伐採/苺を選択して効率化しておく等、内政にも操作量は求められます。
さらに言えば、暗黒内政で相手の羊を盗みにいったり農民妨害をしたり等にも操作量は必要です。

上達には操作量が絶対条件なので、ここを必ず諦めないでください。
といっても最初から完璧にとはいかないので、今回は畑を貼るのを素早くしたりや斥候を2部隊に分けて操作したりなど、毎回一つずつ目標を決めて操作量を上げるようチャレンジしてください。

内政の操作量でいくと、Warzoneコミュニティで参考になるレベルの方は数人なので海外のトッププレイヤーの配信を見る事をおすすめします。
私はHera推しです。
民兵、投石、爺操作はHoangを見るといいですね。

https://www.twitch.tv/hera
https://www.twitch.tv/hoangnguyen485

といっても配信を見る余裕もモチベもないよ~ って方がほとんどだと思うので、いい操作量だなと思った場面をクリップにして今後紹介したいと思います。


上達ロードマップ#2 パワースパイクを意識する

まず断っておきますが、パワースパイク≠理想の帝王編成です。
この勘違いをよく見かけます。絶対に騙されないでください。

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スパイクとは、折れ線グラフで尖がっている部分のことを言います。
この時、横軸は時間です。
つまり、パワースパイクとは「強い時間帯」を指す言葉なのです。
必ずしも帝王の時間帯を指すものではありません。

例えば領主の内政テクノロジーが強力なバイキングは領主~城主で決着をつけにいく事がパワースパイクを意識したプレイです。
帝王に行く事が必ずしも強いわけではありません。

ここで、今読んでいる方のほとんどが勘違いしているポイントを指摘します。
それは、現在の前衛弓・後衛斥候が主流な環境において、例えばフランクで前衛を引いてしまった場合です。
フランク後衛の時に騎士を出しまくって勝った経験からか、フランクは前衛でも騎士を出す事がパワースパイクだと勘違いしている人がほとんどです。

ですが実際にはそうではありません。
フランクの前衛での強さをグラフ化すると、こうなります。

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フランク前衛とは、こういう文明なのです。
では、あなたはどこをパワースパイクだと思いますか?
帝王後期ですか? 果たしてそこまでチームが耐えられるでしょうか?

ここでパワースパイクを正しく認識できているなら、フランク前衛は領主序盤~城主で仕掛ける必要がある事がわかるでしょう。
帝王に入った後に未来はない。ならば、城主で決着をつけよう。
その発想が、ずばりパワースパイクを意識するという事なのです。


上達ロードマップ#3 パワースパイクに軍を出す

さて、パワースパイクを意識できても具体的に何をすればいいのか分からないでしょう。
端的に言うと、パワースパイクでは軍を出します。
当たり前のように聞こえますが、見てる限りだとこの当たり前ができない人がほとんどです。

先ほども言った通り、パワースパイクより後に未来はありません。
であるならば、農民を作る必要もないのでは? という発想に至ります
外道のように思えるかもしれませんが、実際にこれをやってるのがHoangです。
彼の即城Rushは、城主in後に農民を作りません。
なぜなら、そこで押し切って勝つからです。

といっても農民生産を完全に止めるのはやりすぎなので、農民より軍を優先するというレベルでOKです。
城主にスパイクのあるリトアニアなら、TCを立てる事より騎士3回しの方が優先順位が高いとか、そういった話です。
もちろん、騎士を生産するのに肉が不足している間は農民を止めます。
余裕ができたら農民を作ります。

前衛弓文明なら、進化を早めるために領主後半の農民を止めるのも実際に戦術として存在します。
これにより、19~20分台での城主inが可能になり、弓文明のパワースパイクを意識したプレイといえるでしょう。
帝王進化のために城主の農民生産を止めるのもアリです。

逆に、パワースパイクがもっと後になる文明の場合は、TCを多めに増設する事も検討する必要があります。
例えばクメール後衛だと、城主序盤に内政を絞って象を出しても数が出ません。
ですが、城主でTCを4つ増設して内政を完成させてから象を出すと、象が止まらず抜き切れたりします。
もちろん、象を出している瞬間がパワースパイクなので、農民を止めてでも象をたくさん出すと勝てますね。

今内政をすべきか、軍を出すべきか。
この判断は必ずパワースパイクとセットで考えるべきですね。


上達ロードマップ#4 実践と改善

操作量やパワースパイクを読んで強くなった気がしましたね?
では実際にプレイしてみてください。全然強くなっていません。

その理由は、何らかの思い込みや勘違いがあるからです。
フランク前衛は騎士出せば勝てると思い込んでいる方が多いですが、実際にはそうではない。
領主で弓小屋は前に立てた方が良いと思っていたけど、そうではない場合もある。
普段何気なくプレイしている事が間違っているというのはありがちです。
誰かに教わった内容でも、間違えている事があります。

ですので、まずは自分の普段のプレイをテンプレ化して整理する事が重要になってきます。
一人で内政練習でテンプレ化していく上で、「ここって何が一番いいんだろう?」という気づきに出会えます。
テンプレには曖昧な部分が存在しないからですね。
もちろん、テンプレ化は内政のオーダーだけでなく、
・どこに建物を建てるか
・どの順番で内政テクを入れるのか
・囲いは、どの仕事をしていた農民がどこから囲い始めるのか
など、細部にわたってテンプレを決めてみてください。

そしてテンプレ化ができたら、次はそのテンプレを変化させてみてください。
少し変わった事にトライしてみる、その姿勢は私は大賛成です!
Warzone内戦でトライしてみるなら、チームメイトに断りを入れてからトライしてみるといいでしょう。
そのトライしてみた結果から、「あれ、いつもはこうしてたけど実はこっちの方がいいんじゃない?」という発想が得られるでしょう。


上達ロードマップ#5 情報収集

このnoteを最後まで読んでいる時点で、あなたは情報収集できています。
この調子で情報収集を欠かさないようにしましょう!

以上、ロードマップおしまい!

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