コロナにかかる
月曜日の夜になんだか喉がいがらっぽいなと思っていたら火曜日、明らかに朝から不調だった。LINEつながりの若い友人に「こんなだョ」と呟いたら「家に抗体検査のキットがありますからよかったらあげます」と言うんで早速頂いた（もしコロナだとヤバいので「置き配」風に）そして直球真ん真ん中の「陽性！！」
5類になってから感染するって「ちょっと間が抜けてませんか？」というような声も聞こえてきそうだが、一応市の相談窓口に電話してみた。女性の担当者は落ち着いた感じで名前・年齢・住所といったことを尋ねてくる。症状は（その時体温37台の中を行き来していた程度であった）さほど重い感じもしなかったのでそのように言うと「様子を見て自宅療養でもかまいませんし、病院も紹介します」とのことだった。頭の中を自分が知り得た限りの「コロナ感染」の症例を思い浮かべるがどういうわけか重症化して危険だったという例よりも無事だったという（それも個別具体が浮かんでいるのではなくただ何となくなのだ）方にばかり傾いて一人勝手に「悪くはならんだろう」と決め込んでいた（事実重症化はしなかった）それでも翌日は明らかに熱っぽかったんで測ると、今度は38度台を上下している。コロナ対応の医療機関をと再び市の相談窓口へ電話すると今度は男性の対応で朝早かったからなのか若そうな男性の声はややしどろもどろな応対で市内の二つの医院を紹介してくれた。電話の男性、もしかしたら徹夜明けだったのかそれとも寝込みを襲ってしまったのか若者のことが気になるが…ともかく病院に電話を入れてみる。目と鼻の先のS医院でそれは助かったのだが直射日光を受けての熱い車の中での待機や（かれこれ1時間超）薬局での薬受け取りの時間（かれこれ30分超）どうしてこんなにというもどかしい思いでふらふらになりながら帰宅した。とりあえず処方のラゲブリオをササっと服用して寝た。それからはただトイレと布団との往復で朦朧としていた。喉の痛み・関節痛・軽い頭痛・咳、熱は39度台にまで上る。子供の時以来こんな高熱は経験してないのでびっくり。アクエリアスとゼリーを食事代わりにして薬を服用。翌日しとど寝汗をかいて目を覚ます。着替えつつも身体がだいぶ軽くなっていることに気づく。頭痛も消えている。「子供の時の風邪が治ってゆく感覚ににているな」もしかしたらこれ「快癒」なのかも。
というわけで月曜日からカウントして本日木曜、4日目にして一応回復したといえそう。
同僚からLINEで「（検査したら）『陽性』でした」とのお知らせ。彼とは土曜日にしばし同室したのですがその折「風邪だと思うんですよね。声がガラガラ」などと言っているので「コロナとちゃう？」と軽いノリで突っ込んでみたところだったが、もろに「当たり！」だったわけだ。
「おいこら！ええかげんにせんかい！」