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もう「新しい学力」とか言うのは、やめにしよう

永遠に「新しい学力」や「新しい能力」と言われる理由はまさにここに書いてある通り。

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(中村『暴走する能力主義』)

学力や能力は、常に評価者が存在していてその人にとっての都合の良さでしかない。

つまり、他者に定義された、決めつけられたものであり、環境によって学力があるかないかは変わってしまう。

だから当然、学力は個人所有できるものではない。私が学力を有しているのではなく、他者が私に学力があると言っているに過ぎない。

したがって、学力や能力は普遍的なものでは当然ない。

学力があるとかないとか言うことがいかに滑稽で、さらには「新しい学力」なんてものは普遍的には存在しないことにみんな気づいてほしい。

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