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ガイドライン・運用ルールの作成について

今回はWeb運用のガイドラインや運用ルールの作成についてお話しします。

ガイドラインや運用ルールが必要な理由

Web運用を行う際、やりたいことややらなければいけないこと、突発的な対応や日々の更新など、運用時には様々なことをすることになりますが、その際に行き当たりばったりで活動していると、ある程度時間がたってからホームページを見るとなんだかまとまりがなく、ちらかった印象になる場合があります。これは、運用ルールやガイドラインを決めていない場合にそうなることが多いです。
ホームページ自体の見た目や雰囲気、印象がページによって違っていると違和感を感じる人が増えてくるので、できれば雰囲気や印象はホームページ全体で同じものである方がいいと思います。

ガイドラインや運用ルールの決め方

では、具体的にガイドラインや運用ルールをどのように決めるとよいのでしょうか。
もちろん運用する会社や組織によって重要視する項目が違うかと思いますが、個人的におすすめなのは以下の3点を決めることです。
細かく決めておく方がより統一した印象を与えることにはなりますが、最低限この3つを守るようにするだけで、見違えるほどまとまりが出てくると思います。

文章の「です・ます」を統一

まず最初は、文章の「です。ます」を統一することです。
ホームページの主役は文章だと思っていて、文章が素晴らしいもの、伝わりやすいもの、読みやすいものであれば、最悪見た目が少し好みではないと感じている場合でもよいホームページだという印象を与えることができます。
そのためには、文章のテイストを統一することが大切で、「ですます」を統一するだけでもかなりの印象が変わります。
また、余談ですが掲載する文章は一度声に出して読んでみましょう。
息継ぎが苦しいなという場合には、句読点が必要と言ったように、読みやすい文章は言葉で喋っても喋りやすい文章になっています。
この文章は読みやすいものになっているのかを心がけるという意味でも、文章のですますが統一されているのかを確認することは意味があるかと思います。

使用する色数を決める

次に、ホームページ内で使用する色の数を決めておきましょう。
この部分はデザイナーさんとも相談した方がいいですが、ホームページの印象を考える際に、色数というのはけっこう重要です。
画面内の色数は、多いと賑やかになるように思われて、そのために多くの色を使用する人がけっこういますが、賑やかになる反面チープさに繋がったり、まとまりのなさ、落ち着きのなさを印象付ける場合もあります。
敢えてその方向を狙っているのであれば問題ないですが、そうでない場合は使用する色数を制限することで落ち着きのある、まとまりのある印象を与えることができるようになる場合が多いです。
基本的には色数を制限し、場合によってはルールから逸脱した要素を持ってくることで、その要素に注目させるというような手法を取ることもできますが、その場合はホームページ内のルールが正しく守られていれば守られているほど効果がてきますので、そういう点でも色数を抑えるメリットがあります。

しないことを決める

最後に決めるのは「こういうことはしない」というしないことを決めることが大切です。
運用を続ける過程で、あれをしてみたりこれをしてみたりと試行錯誤することは重要ですが、試行錯誤とは別にポリシーとして「このホームページではこれはしない」というしないことを決めることは大切です。
具体的には、「いかがでしたでしょうか」系の記事は書かない、人に不快感を与える可能性のあることは書かない、ネガティブなことは書かないといったことを決めるような感じです。
これらのことを決めておくと、試行錯誤をするときにもこれは興味があるけど、しないことに決めてるから見送ろうという判断を早くすることができます。
いわゆる選択と集中というやつで、しないことを決めておくとすることが決まってくるので、決断に迷いがなくなります。なので、しないことを明確にしてわかりやすい運用をすることができるようになるのでおすすめです。

ガイドラインや運用ルールを作成することで品質が向上し、印象を変えることができる

ガイドラインや運用ルールと聞くと、少し硬い印象を持つかもしれませんが、これらの決まりごとを決めるのは、運用をスムーズに行う上でも重要ですし、ホームページの品質を向上させる上でも重要です。
まだ特にガイドラインや運用ルールを決めていない場合は、まず今回紹介した3つだけからでもいいので、はじめてみることをおすすめします。

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