皮膚科の臨床2021年11月号「薬疹と皮膚障害」
・重症薬疹はp-iコンセプトにより発症する(感作の過程を経ない)
・SJS/TENに対して欧米ではエンブレル(エタネルセプト)使用
・DIHSの治療方針にDDSスコアが有用
・β遮断薬,リチウム,TNF阻害薬は乾癬の誘発や悪化のエビデンス高い
・医薬品副作用救済制度は入院治療程度の患者が対象
・EGFR阻害薬による紫斑・血管炎
・インフルエンザワクチンはチメロサール含有するが皮膚テスト陽性でも禁忌ではない
・オレンシア(アバタセプト):T細胞共刺激調節剤で乾癬型薬疹
・水疱性類天疱瘡にデュピクセントが有効
・Lupus erythematosus tumidusは露光部に好発する蕁麻疹様紅斑で全身症状なし.液状変性なし,真皮全層のムチン沈着.
・ペラグラはニコチン酸やトリプトファンの欠乏.露光部や摩擦部に好発.ニコチン酸アミド100~300mgで1~2週間で改善.臨床は乾癬も鑑別.
・澄明細胞性棘細胞腫は下肢に好発,dotterd vesselのstring of pearls
・2cmを超える有棘細胞癌はセンチネルリンパ節生検の適応あり,生命予後改善効果は不明
・異所性子宮内膜症は臍部や鼠径部に生じる
・脂肪萎縮症
・果物のFDEIA
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