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6か月目の下腹部痛 #妊娠の記録

1か月以上待って、いよいよ来週は妊娠6か月目の妊婦健診という時に、それは起きた。

久しぶりにオフィスに行き、体調が良かったこともあり21時半まで残業した。帰宅後、急いでお風呂と夕飯を済ませて、布団にゴロンと寝転ぶと間も無く、突然ぎゅーっと下腹部が痛み始めた。生理痛に近い、絞られるような痛み。耐えられないようなものではないけれど、痛みの強さにまぁまぁ規則的な波があり、これはマズイと直感した。

こういう時は横になって、様子を見るんだっけ。そう思って、シムス位になったままとどまっていると、時期に収まった。30分くらい続いたように感じたけれど、実際は10分もないかもしれない。

翌朝、念のため病院に電話すると、「診てみないと分からないので」と午後に予約を入れてくれた。結果は異常なし。赤ちゃんもスクスク成長していた。「子宮が大きくなる時の痛みではないか」ということで、とりあえず経過観察でよいという。妊娠前から決まっていた遠出の予定がその翌週にあったのだけれど、それはやめた方がいいのではとのことだった。

病院から帰ると、在宅勤務中だった夫が迎えてくれた。異常はないけれど、遠出の予定はやめた方がいいって。そんなことを改めて報告していると、涙がポロポロこぼれてきた。不妊治療で授かった赤ちゃんは何よりも大事。でも今はまだ、自分たちのこともすごく大事。あれもこれも大切な時、私はどうしたらいいんだろうと、頭の中がぐるぐるしていた。

とりあえず仕事のしすぎはやめよう。無理はしないようにしよう。週が明けたら健診がある。それまで何も起こらないように。そんなことを考えていると、赤ちゃんがポコポコとお腹を蹴り始めた。