シェルの厚みはどうやって決まるのか

ダイナメッシュを使った中空化の時、生成されるシェルの厚さはダイナメッシュ解像度厚さ値から決まります。
同じ厚さ値を設定しても、ダイナメッシュ解像度が違えば生成される厚さは異なりますし、逆もしかりです。

ダイナメッシュ解像度500に対するさまざまな厚さ値

厚さ値5

厚さ値10

厚さ値20

厚さ値10に対するさまざまなダイナメッシュ解像度

ダイナメッシュ解像度200

ダイナメッシュ解像度350

ダイナメッシュ解像度500

ダイナメッシュ解像度1000

同じぐらいの厚さにするには

解像度500 厚さ値5
解像度1000 厚さ値10
(1000 / 解像度) * 厚さ値 ≒ 生成されるシェルの厚さ

物理的な厚さはいくつになるのか

3Dプリントする際に特定の厚さで中空化したいとき、どうやって解像度と厚さ値を決めるのか。

62.358mmに対して5mm程度の厚さで中空化したい
ダイナメッシュ解像度500・厚さ10で2.34mm
ダイナメッシュ解像度500・厚さ20で5.251mm

Zbrushによって生成される内側のメッシュの厚みは均一ではないので、おおよそ5mm程度になれば良いと思います。
実際にはスムースをかけたり不要な凹凸をトリムしたりすると思います。

必要な解像度(500ぐらい)・厚さ10でシェル化してみる
↓
Fusion360で厚みを測ってみる
↓
目標の厚さにするための係数を計算してシェル化をやり直す
↓
…

こんな感じで狙った厚みまで試行する…って感じなのか。
めんどくさ。


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