うつ予防に対する葉酸の役割とは、、
こんにちは、そうまくんです。
葉酸が不足すると、こんな症状が出ます。
・気分が落ち込みやすい
・疲れやすい
・貧血
・立ちくらみ
・口内炎
・下痢をしやすい
・胃の調子を崩しやすい
葉酸は血液を作る働きがあることから、妊婦さんや妊娠を希望する女性に必要な栄養素として知られています。また、葉酸はセロトニンといった、脳の神経伝達物質の合成に関与する栄養素でもあります。そのため、いくらセロトニンを合成する材料(トリプトファン)を摂取しても、合成に必要な葉酸がなければセロトニンをつくることができません。
うつ病と葉酸の関係
うつ病患者の女性127人を対象とした実験で、葉酸がうつ症状に対して効果があるか調べた実験があります。
うつ病患者127人をAとBのグループに分けました。Aのグループには、抗うつ薬+葉酸を投与し、Bのグループには、抗うつ薬のみ投与されました。
10週間後、Aのグループの方がうつ症状のスコアが低下していた。
葉酸を豊富に含む食品(100mgあたり)
・鶏レバー:1,300㎍
・牛レバー:1,000㎍
・豚レバー:810㎍
・ほうれん草:210㎍(ゆで:110㎍)
・うなぎ(肝):380㎍
・納豆納豆:120㎍
・モロヘイヤモロヘイヤ:250㎍(ゆで:67㎍)
レバーには注意!!
レバー類には葉酸以外にも、ビタミンAが非常に多く含まれています。妊婦がビタミンAを過剰摂取すると赤ちゃんの奇形発生リスクが高まります。厚生労働省は妊婦のビタミンAの上限量を2,700μgRAE/日に設定していますが、鶏や豚のレバーでは1切れでこの上限を超えてしまいます。葉酸がたくさん含まれているからといって日常的にレバーを大量に摂取することには注意しましょう。
葉酸の一日の摂取推奨量は240μgです。
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