戦争をなくす方法を考える。Vol.1

いや、某オンラインサロンのオーナーの夢がこれだから追随しようってわけではない。割と人生のその時々で考えてきてたりするのである。

前々から思ったり思わなかったりしていたのだが、最近SNSにこんな投稿をして、より考えるようになった。

【今朝のオレ明言】

もうじき米大統領選

どの政策から見ても　結局は雇用を守る姿勢を民に見せた方が勝つと言われている

お仕事が大事なのは分かるが　皆が自分のことだけを考え　候補者２人も彼らに迎合する事になる

もうそろそろ　こういう世界飽きてきた

大口叩くならまずオレが見せなきゃなぁ

登場人物すべてが我田引水ヤロウである。つまりオレもである。

子供の頃から思ってるが、仕事ってそんなに大事かねぇ？
初めて電気冷蔵庫が出てきた時の氷屋さん、PHSや携帯業者が出てきた時のポケベル業者などなど、世の仕事が移り変わるのは当然のことだろう。
立ち行かなくなったら、とっとと次を探せばいいだろう。それが難しいなら誰もがある程度の貯えを持てるように、それが無理ならそういうシステムができるように…　それが無理なら…　それが無理なら…

そんなことをやってるうちに戦争をなくす方法なんてところまで頭の中が浮遊していってしまった。

時を遡ること１万5000年前。
後期旧石器時代のスーダンのヌビア砂漠で、明らかに武器によって殺傷されたと思われる複数の人骨が見つかっており、これが（現在のところ）世界最古の戦争の跡と言われている。
この時から人はとどまることなく延々と戦いの歴史を繰り返してきた。

いっぽう世界最古の芸術の跡は、スペインの洞窟で見つかった６万5000年前の壁画がそれにあたるという。

素人考えかもしれないが、その間の５万年は「ヒトが何かを伝えたいという自我がありながら、他者と衝突していなかった時期」と汲み取れないか。そんな単純なものではないかもしれないが、少なくともその５万年間に戦争の跡はないのだから。

前に書いたかもしれないが、「日本人には優しさ遺伝子というのがあって、それは地震大国であるせいだろう」という研究があった。憶測だが、それを言うなら台風や津波の影響もあるのかもしれない。
自然を何よりも畏れているので、人を敵だと見なしてる場合じゃないらしいのだ。
フリーザが出てきたから、ベジータと組まざるを得なくなったみたいなものだ。違うか。

宇宙には「同じものをコピーしよう」とするエネルギーがある。それは子々孫々と繋がってきた我々の存在によって自明だ。

話がブランコになって申し訳ないが、つまりは１万5000年前に人類が選択を失敗したんじゃないのかと言いたいのだ。
「気に入らないヤツがいたら殺す」という選択は、それを見た子孫にエネルギーとして受け継がれてしまった。
ひとたび現実化した事象は、まさに宇宙の真実となって継がれていってしまう。生物の認識というのはそれほどの力がある。

パプアニューギニアでは、「息子を見下された」「女房を寝取られた」といった些細な（本当に些細な）ことで、相手の一族を殲滅させるほどの争いになることがあるという。400年前の日本も似たようなものだろう。

「見て」事象を認識してしまった。そしてそれが「当たり前」になる。誰も疑わない。疑えない。

もういい加減飽きてこないか？

ヒト属になって500万年、ホモ・サピエンス・サピエンス（現生人類）になって20万年、我々はいつまでそんなことをしているんだ。

昔ＴＶで見た日本の科学者（？）が言っていたが、「人間は唯一、進化の方向性を自分で決められる生物」だという。

「戦争を地上からなくす」
一見不可能に思えるこの大偉業は、何も人間に不可能なことではない。

たとえば、人間が自力で空を飛べるようになるとか、自力でマグロより速く泳げるようになるとかは無理だろう。

だが、たとえ１日だけでも地球上のすべての暴力を止めることは、人間という生物にできない所業ではない。その方向性を絶対に選択できないわけではない。
じゃあ、３日なら？　１ヶ月なら？

長期に渡ってできないというなら、どこかに長期に渡ってはできないという低度なシステム、（人間全体が陥ってる低度な）考え方＆思い込みがあるのだ。

最近、「信心」についてよく考えるようになってきたので、その途轍もない力を使えばどこまで行けるんだろう、と考えていたらこんなところまできた。

次回は具体的に何をすればいいのか、答えはないのだろうが、少しでも迫ってみようと思う。
また、お付き合いいただければ幸甚です。