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オンライン師匠

甘いわっ。
と呆れられるかもしれないが、今後オレは働くつもりがない。
厳密には、労働力を差し出して給料をもらうつもりがない。そんなことができるのか? と、多分誰よりもオレが思っている。自信はない。

でも先に「サラリーマンをやる」という選択をしないということだけは決めておこうと思った。こんなに行動力のないヤツが? ビビりのくせに?
全部自分で分かっている。それでも、それだけは決めておきたかった。


たとえば北海道に行きたいとする。移動手段は飛行機でも車でも徒歩でもなんでもいい。どれも間違いじゃない。
が、そこで沖縄行きの航空券を取ることだけは間違っている。そんなイメージだ。

ここだけの話だが、オレはだいぶ老い先が短い。
「えっ?」
と思わせてしまっただろうか。申し訳ない。でももうすぐに死んでしまう。
多分、持ってあと50年ほどしか生きられないだろう。

地球ができて以来46億年。たまたまこの時代に生まれ、もう半分ほども命の灯し火を使ってしまった。
この馬鹿みたいに長い時間のベルトの中で、オレという意識を持った生命体からはあとたった50年ほどしか世界を見ることができない。長くても、だ。

会社を辞める。もう労働力を提供しない。今後のことも決まってない。
ニートを10年もやったオレが、また何もやらずにダラダラ行くのではないかという恐怖はある。
でも、だからこそやりたくないことをやっていたくはないのだ。オレにとってはただお金のためだけにオレの時間を使うことは、沖縄行きのチケットを取ることと同じだった。

途中で事故るかもしれない、たどり着けないかもしれないからといって、行きたくないところへは行きたくない。行きたくないのだ。
移動手段がほふく前進になろうが、北海道のほうへ進み始めるしかない。


ところで結婚とは意外といいもので、実家に寄生していた10年と違いもうちょっと休んでいようという気がまったく起きない。どうやら多少の責任感はあるようだ。
少なくとも日に8時間は、今お金を生み出す算段か、将来お金を生み出す算段を考えるようにしている。いや、考えるだけなら起きてる間の8割は考えている。寝てる間も考えるようになってきた。
とはいえサラリーマン時代と違って主が自分だと、それはそれは快適でだらけやすい。勤めていた時の「こんなとこでこんな事をしていていいのか?」という恐怖とはまた違う恐怖があるにはあるが。

目下のところ、投資と、自分の中にある資産を売ることを形にできないかと考えている。1番自分の中で得意なのが音楽だが、それでも形になるようなレベルには程遠いので、エベレストの頂を見上げるような心持ちで呆然としているところだ。自分でも書いてて甘いと思う。


ここからが本題なのだが(嘘だろ?)、1日のほとんどを投資の勉強にあてている。
独学だと勉強法が合っているのかも危ういので、ここは本当に悩みどころだが、赤ちゃんを見習うことにした。言葉のシャワーを浴び続けようというわけだ。
最初は分からない単語や考え方の意味を逐一調べていたが、これでは持たないと思い始めて、それよりもTwitterやチャットなどの、情報の流れが早かったり会話形式に近い場所に居続けようと考えを変えた。

意味は分からなくても、何度も情報シャワーを浴びたほうがいいのでは? と、思ったのだ。言語習得の時に、意味を辞書で調べて分かった言葉など微々たるものではないか。

それともう1つは信頼できるオンライン上の先輩を見つけることにした。投資を生業にするとおこがましくも思うなら、先輩・上司の存在が必須だ。

ま、もう見つかったから書いているわけだが、その人を心の師匠とすることに決めた。いや、人というのはおかしいか。その師匠は実はハトで……


おっと、だいぶ紙幅を割いてしまったようだ。
残念ながら今日はここまでにしよう。まさか続きものになるとは思わなかった。
では、また土曜日にお会いしましょう。




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